AVA／エヴァ

AVA
２０２０年
アメリカ
９７分
アクション／サスペンス
PG12
劇場公開（2021/04/16）



監督：
テイト・テイラー
『マー　－サイコパスの狂気の地下室－』
製作：
ジェシカ・チャステイン
出演：
ジェシカ・チャステイン
コモン
ジョン・マルコヴィッチ
コリン・ファレル
ジーナ・デイヴィス
ヨアン・グリフィズ
ジョアン・チェン



＜ストーリー＞
完璧な容姿と知性、圧倒的な戦闘能力を持つ美しき暗殺者・エヴァ。組織に命じられるまま任務をこなす彼女は、組織に疑問を持ち始め…。

彼女は反逆する。

―感想―

エヴァ自身は所属する組織に疑問を抱いている様だが、完璧な容姿？俺はそっちの方が疑問だわ。
つか、おばさんやん。
もうこの時点でヒロインとしては魅力薄なのだが（悪いけど全然好い女に思えん）、暗殺者としてのレベルが高いのは観てて分かるけど、一人の人間としてはダメ過ぎでしょ。
妹の彼氏（エヴァの元カレ）を分捕ろうとするし（あんなギャンブル依存症の男の何処が良いのか）、その彼にフラれた腹いせか止めていた酒にも手に出すわで、どうにも俺的には惹かれる女性像ではなかった。

若干『ジョン・ウィック』を意識させたアクションスタイルは見栄えが良くて申し分ない出来ではあった。
だが、エヴァの背景にある裏社会の構図がぼやけており、素直に展開へ入り込めなかった要因はそこかなと。
あと、何故中途半端な形のまま終わった？
あわよくば続編を！みたいな考えでもあってのあの終わり方なのか？

コリン・ファレルもなあ、防犯ブザーが鳴った位で退散するのもどうかと。
足引きずりながら逃げる姿が情けねえ。

「５つ数える間だけ待ってあげるわ」

俺、ぜってえ「１」と言った瞬間に撃つて予測出来たよ。
そこは俺みたいな勘の良い人間の裏をかいて、数える前に撃つ位の事やってくれないと。

エヴァ、妹、母親、東洋系のおばさん、コリン・ファレルの娘。
一人くらい、可愛い、美人なキャストを出せ！
あ、ラストでエヴァを追跡開始する女暗殺者はそこそこ綺麗系だったか（でも殆ど出番ないやん）。

何が本編で一番驚いたかというと、コリン・ファレルとタイマン勝負する爺さん。
「なんやこの爺、口だけの老いぼれかと思ってたら、めっちゃ強いやんけ」
長年鍛え込まれてきたら老いても体は覚えているもんなんだね、爺さんのファイト、渋かったぜ。

評価：★★☆
２１／１０／０３ＤＶＤ鑑賞（新作）
バナーポチお願いします
にほんブログ村
レンタル開始日：2021-09-24
メーカー：クロックワークス

オフィシャル・サイト

コメント