銀幕大帝α

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

2020年01月19日 16時05分43秒 | 洋画ドラマ
ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD
2019年
アメリカ
161分
ドラマ/コメディ
PG12
劇場公開(2019/08/30)



監督:
クエンティン・タランティーノ
『ヘイトフル・エイト』
製作:
クエンティン・タランティーノ
脚本:
クエンティン・タランティーノ
出演:
レオナルド・ディカプリオリック・ダルトン
ブラッド・ピットクリフ・ブース
マーゴット・ロビーシャロン・テート
エミール・ハーシュジェイ・セブリング
マーガレット・クアリープッシーキャット
ティモシー・オリファントジェームズ・ステイシー
オースティン・バトラーテックス・ワトソン
ダコタ・ファニングスクィーキー
ブルース・ダーンジョージ・スパーン
アル・パチーノマーヴィン・シュワーズ
マイク・モーブルース・リー
ダミアン・ルイススティーヴ・マックィーン
ルーク・ペリーウェイン・モウンダー
デイモン・ヘリマンチャールズ・マンソン
ロレンツァ・イッツォフランチェスカ・カプッチ
ニコラス・ハモンドサム・ワナメイカー
レナ・ダナムジプシー
カート・ラッセルランディ
ゾーイ・ベルジャネット



<ストーリー>
ピークを過ぎたTV俳優のリックと、彼を支える付き人でスタントマンの親友・クリフ。ある日、リックの家の隣に女優、シャロン・テート夫妻が越して来る。

1969年8月9日、
事件は起こった。
この二人にも――

ラスト13分。タランティーノがハリウッドの闇に奇跡を起こす。


―感想―

正直言って30分位で話纏まりそうな内容ではある(笑)。
でもね~やっぱタランティーノ作品の醍醐味てゆるゆるトークなんだよ、他愛のない会話をニヤニヤしながら聴くてのがファンとしては堪らんのです。

俺が神と仰ぐ人が監督、愛してやまない人が助演。
もうこの時点で「傑作」の2文字しか浮かばない。
そして当たり前の様に期待に応えてくれていた。

相変わらず選曲のセンスが好い。
伏線の回収の仕方が素晴らしい。
リックのお気に入りだった撮影用小道具の火炎放射器、ここで再登場するのか!と。

つか自宅のガレージに置いてたのかよ、どれだけ気に入ってんのよw

タランティーノ作品にそれほど愛着がない映画好きは前半猛烈に退屈だと思う。
クリフがヒッピーの所に行く辺りから急に盛り上がってくるから、この高低差があってこそのクライマックスで強く感じる(゚∀゚)キタコレ!!感は最高としかもう。

クリフがヒッチハイクで乗せるヒッピー女プッシーキャット役のマーガレット・クアリーがすっげえ好みだった。

なんつうかノリのいいカワイ子ちゃんて感じなのだが、クリフが中々車に乗せないという焦らしプレイもあって、やっとカメラの近くに来た時は嬉しくなった。
だが役がヒッピーだけのことはあり、下品。
そして腋毛もちゃっかりと。

「フェラしてあげようか?」
「お前未成年だろ?ムショに入りたくないから遠慮する」
真面目か(笑)。
俺なら「はよやれ」言うてるかもしれん。
そこがクリフとの違い。
考えが甘ちゃんな俺と、大人なクリフ。
そりゃ何時まで経っても成人の女性が言い寄ってこない訳だ(ほっとけ!)。
ま、クリフには噂程度の「前科」があるから、面倒臭い事には関わりたくないてのがあるんだろうけど。

んでプッシーキャットを乗せて到着したヒッピー村に居るリーダー的女がダコタ・ファニング。

遥か昔、ダコタん♡と俺自身可愛く思っていたあの少女が、どうしてこうなった!?とビックリした位に超絶劣化。
これ完全に成長失敗なんじゃ。。。
いやいや、ヒッピーとして敢えてそういう容姿にしている(見せている)のかもしれん、そうだ、そういう事にしておこう。
けど、う~ん、、、愛くるしさが無くなって単におばちゃん顔・・・うえ~ん時の流れて残酷だお( ノД`)シクシク…

逆に、ブラピはブラピなんだよ。
どんなに歳食ってもカッコ良過ぎるん♪

久しぶりにEDWINのCM出演してくんねえかなあ、あーブラピなら抱かれてぇ(釘を刺すように書いておくが俺はホモじゃないぞ、男なら体許せるのはブラピだけて事、勘違いすんなよ!)。

~もしもマンソンファミリーが誤って違う邸宅に侵入したら~

そんなタランティーノらしい真実の闇をフィクションとして痛快な光に変えたハイライト。
相手にしたのが妻殺しのクリフ。
LSDでぶっ飛んでいる最中に鉢合わせとなり、理性を失っているから、そりゃもうどえらい場面が誕生する訳でして。
これには天国のシャロン・テートもニッコリですわよ。
ここ、面白過ぎて(楽し過ぎて)5回もリピートしてしまった。
躾がしっかりと成されている主人に忠実なワンコ(この辺の関係性も前半でじっくりと描かれている)の活躍も含め、クリフの全く動じず無言のまま力技でぶっ殺しまくる姿に俺の心の中ではスタンディングオベーション。
反対に「なんやなんや!!!!!」と慌てふためくリックに大笑い。
動揺し過ぎて(手持ち武器では)ある意味殺傷力最強の火炎放射器出してくるんじゃないよww

堪能した。
流石神。
タランティーノの遊び心てタランティーノにしか出来ないから凄い、尊敬、だから、神!

評価:★★★★
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レンタル開始日:2020-01-10
メーカー:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

関連作:
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019)』(オリジナル版)
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド/エクステンデッド・カット(2019)』(エクステンデッド・カット版)

オフィシャル・サイト

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