著者 :原哲夫、武論尊
出版社:集英社
ストーリー概要:
世紀末、暴力の嵐が吹き荒れる無法の荒野で力なき民は苦悶の声をあげていた。そんな時、廃墟の町に現れた謎の男、ケンシロウ。ケンシロウの必殺拳、北斗神拳が悪党たちを倒す...!!
1980年代の週刊少年ジャンプ黄金期を支えた漫画の一つと言っても過言ではない世紀末バトルアクションの大傑作!
上記の写真は、私が子供の頃に親や祖母から買って貰ったもので、今でも大切に保管してます(2巻だけ表紙が無くなったけどw)。
アニメ版のTV放映もリアルタイムで観てましたよ。
なんでも新たにアニメ版が現在製作されているようですね、それはそれで楽しみ。
アニメ観た次の日、学校行けば自然と発生するのが、友達同士での北斗ごっこ。
どれくらい長い間「あたたたたたた」を言えるか、良く競ったもんです。
連載が遥か昔に終わったのに、未だ根強い人気のある「北斗の拳」、アニメだけじゃなくパチンコなんかにも展開されていて、この人気は終わりそうな気配が無い。
原哲夫先生による画力の見事さは勿論の事、男心、乙女心を擽るキャラクターが続々と登場するのがこの漫画の魅力で、強敵と書いて友と読む者達の独特な拳法を以って死闘を繰り広げるバトルにはワクワクさせられたものです。
まあでも展開の面白さから言えば、「修羅の国編」まで、でしょうね。
その後は作者自身も余り乗り気じゃないまま描いていたというのもあって、若干蛇足感も否めないですが、成人したバット、そしてリンがどういう未来を切り開いていくのか、どのような人生を選ぶのかが克明に描写されてますから、そういう意味では無視は出来ないかもしれない。
数多くの名キャラが誕生した「北斗の拳」ですけども、私が一番好きなキャラは実は「俺の名前を言ってみろおお!」のジャギ様なんですよ。
あのヘルメットにあのバイク、正に世紀末をそのまま絵に描いた様な風貌に、当時の私はときめいてしまったものです。
2位はレイ、3位が雲のジュウザかな。
今読んでも全く色褪せない漫画「北斗の拳」、女性が読んでもイケメンキャラのカッコ良さには惚れるとは思いますので、気になる方は是非、手に取って購入して欲しいな。
食わず嫌いは損ですよ(笑)。
現在、古本屋に行けば、全15巻の愛蔵版や文庫版、全14巻の完全版等がありますので、好みに合わせて購入するのも良いかもね。
2024年2月時点で(ジャンプ・コミックス版)全27巻発売中!
ストーリー・・・5
キャラクター・・・・5
お色気・・・1
残酷さ・・・5
絵の上手さ・・・5
総合・・・5
(5段階評価での独自採点)
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