銀幕大帝α

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アンダー・ザ・シャドウ 影の魔物

2019年02月17日 17時34分17秒 | 洋画ホラー
UNDER THE SHADOW
2016年
イギリス/ヨルダン/カタール/イラン
84分
ホラー/サスペンス
劇場公開(2019/01/11)



監督:
ババク・アンヴァリ
脚本:
ババク・アンヴァリ
出演:
ナルゲス・ラシディ
アヴィ・マンシャディ
ボビー・ナデリ
レイ・ハラティアン
アラシュ・マランディ
アミドレザ・ジャヴダン




<ストーリー>
イラン・イラク戦争さなかのテヘラン。5歳の娘と共に、最前線に招集された医師の夫の帰還を待っていたシデー。ある日、彼女らが住むアパートにミサイルが落下して以来“何か”が襲い掛かり…。

―感想―

なんともう「未体験ゾーン」の作品がレンタル開始されたんですね。
作品詳細を調べて私はそれを知ったのですが、これがレンタル開始第1弾となるのかは分かりかねますけど早くリリースしてくれるのは有難い事です。
ただ早い=駄作と勘繰ってしまうのは確かではありますが(^^;)

で、本作は精霊「ジン」を扱ったホラー。
アパートの屋根に突き刺さった不発弾と共に「ジン」がやってきたという風変わりな設定。
戦時中という事で他のアパートの住人が他地域へ引っ越していく様子があらすじの大まかな流れになっており、最後には一組の妻子だけが残ってしまう。
この誰にも頼れなくなる状況から不安感が急激に上がり、ホラーとしても一気に怖くなりつつ展開も盛り上がって来る。
要は終盤まである程度の我慢が必要となる訳だが、尺が84分と短いので直ぐに終盤へと辿り着くからご安心あれ。


ええっ!?全裸の爺さんが精霊!?(困惑)


ベッドの下から現れたこいつはなんやねん(混乱)

と良く分らない人達?が登場してきて場面を賑わすが、どうやらこいつが本体「ジン」の姿らしい。

となるとそれまでに出てきた人達?は・・・誰?となるのだけど(ジンが従える低級怪物だったのかも)

国柄もあってジンまでがちゃっかりとチャドルを被っておりまして、となるとジンは女性なの?
娘が母から誰と喋っているのかと聞かれて「女の人」と答えていたので、女性で間違いはないでしょう。
風の如くピュンピュンと動き回るジンの移動速度描写や、地面が底なし沼へと変る描写など、それとなく予算を掛けた視覚効果も活かされ終盤の畳み掛けてくるホラー展開は面白かったです。
可愛いのかそうでないのか場面によって印象が違う母子の怯えながら奮闘する模様も見所と言っちゃあそうなのかもしれませんな。
只母親はちょっとヒステリック気味があるというか、旦那に冷たすぎひん?とは思いましたけど。

外に出る時に素肌を見せてたら即逮捕、ムチ打ち刑とか、成人女性にとっては面倒臭い国だよねえ。
玄関で人に会う時でさえも顔を一々覆わなきゃいけないんだもんなあマジ面倒臭いと思うわ。

そういや同じ「ジン」を題材にしたホラー映画で昔トビー・フーパーが監督した『悪魔の起源 -ジン-』というものがあったけど、あれよりは楽しめる1本です。

評価:★★★
19/02/16DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2019-02-02
メーカー:アドニスSQ(アメイジングD.C.)

情報
<未体験ゾーンの映画たち2019>


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