銀幕大帝α

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2年前、行方不明になった学生たちが撮影した卒業制作の映画を観てみたら、森で秘密の儀式に巻き込まれていた話

2024年04月26日 18時02分54秒 | 洋画ホラー

THE GLENARMA TAPES

2022年

イギリス

78分

ホラー

劇場未公開

監督:
トニー・デヴリン
脚本:
トニー・デヴリン

出演:
ウォーレン・マクック
ソフィー・ヒル
ライアン・アーリー
エミリー・レイミー

<ストーリー>

アイルランド北部のグレナームの森で、美術大学の学生5人と教授数名が消息を絶った。焼けた森の中から1人だけ生存者が救助されたが、危険な状態にあるという。彼らの身にいったい何が起きたのか。

―感想―

販売会社社員「普通のタイトルで出しても誰も見向きもしなさそうやな・・・せや!!クッソ長いタイトルで目を引かせたろ!!」

戦略的にこれは成功と言えるのか。

いや、言えるだろう。

何故かって?現に俺が釣られて借りちゃっているからさ((´∀`))ケラケラ

ファウンドフッテージもの。

残されていたビデオテープには一体何が映っていたのか!?

てのを見せるのは、この手のジャンルのセオリー通りだけど、大体が真相に迫る前に終わっちゃうんだよな。

けど、本作、なんと真犯人逮捕まで描いている。

これはかなり予想外だった。

友人の私生活をドキュメンタリーする体で初めカメラを回し始めるのだが、対象となる男子学生の家庭が超イカれてる。

あんな糞親やのに、可愛い妹がグレず真面目に学校に通っている、兄の面倒見がいいからだろうなあ。

とはいえ、その兄貴は暴力沙汰起こしたりと荒れてはいるんだけども。

それでも妹は可愛くて仕方ないんだろう、本編終盤自分の身が危うくなった時に、妹と一緒に居る自分の姿を思い出してたからね、ここはちょっと感動的だった。

んで、学校内で先生同士が不倫している疑いを持ち、ターゲットを2人に変えカメラ向けて追いかけていくのだが、その辿り着いた場所がヤバかった、となる訳。

夜に起きる出来事ではあるが、割と観易い様には撮影されていた。

只、全く怖さが無いし、結局何の儀式をしていたのか良く分らんのが難点。

けど70分強しかない映画の為、恐怖に遭遇してからの展開が早過ぎたてのは、退屈さを払拭する上では良かった様に思う。

その学生の撮影でプツンと映画を終わらせるのではなく、エピローグとして固定撮影に切り替わり、謎の集団の闇の奥へと踏み込み、首謀者と意外な生存者を捉える試みも良き。

そう考えると、これまであったファウンドフッテージものとは、少し趣向を変えた作品、と言えるかもしれない。

評価:★★☆

24/04/25DVD鑑賞(新作)

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