銀幕大帝α

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インフェクテッドZ

2019年03月16日 14時53分38秒 | 洋画ホラー
PATIENT ZERO
2018年
アメリカ
86分
ホラー/アクション
劇場未公開



監督:
ステファン・ルツォヴィツキー
出演:
マット・スミス
ナタリー・ドーマー
スタンリー・トゥッチ




<ストーリー>
人間を凶暴な捕食者に変える新型狂犬病により世界は崩壊し、生存者は地下施設で暮らしていた。感染者と意思疎通ができる能力を持つモーガンとローズ博士は、その治療法を探るが…。

―感想―

ジャケ写にゾンビて書かれているからゾンビものだと思って借りたのにゾンビちゃうやんけ。
狂犬病を介した狂人が正解。

映画が始まる前に注意書きとして「グロテスクな表現があるのでお子さんに配慮」みたいな事がテロップで出たので、どれだけグロテスクな映像が用意されているのかとワクワクしていたが、なんでい、噛み付かれた陽気な太っちょの腕を切断するシーンだけやないかい。

と、若干不満を口にしつつも、内容は普通に面白かった。

狂人と狂人語を使って話せる軍人が、隔離室内で1対1の状況を作り、「お前は何処から来た?」「お前は何時感染した?」と一人(一匹?)ずつに聞いていく。
これはその解答から、オリジナル=1番初めに狂人となった人物を見付ける事を前提にワクチン開発へと繋げようとする試みを描いている。

回答を拒否しようものなら高音(音楽)を流すというのは狂人の弱点だからで、この辺の展開も含めアイデアは秀逸。
元嫁と現カノの間で心を揺らがせる主人公の姿なんかも前面的に取り出す事で、世紀末的世界ならではの悲壮感をラストで強く引継ぎ、良い塩梅に感動を生み出していた。

ただ結局何も解決しないまま映画が終わってしまうのはなんだかなあと思う訳で。
ここからが大切だろ、と核心に迫る肝心な部分を残したまま終了てのはかなりの消化不良。
実は主人公が、てのが狂人とのやり取りの中で判明するので、それが本当に真実で狂人共の邪魔を遮り上手く世界に平和を齎せられるか否かは鑑賞者の想像に任せるという事でいいのでしょうかねえ。

評価:★★★
19/03/15DVD鑑賞(準新作)
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メーカー:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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