銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

紅い服の少女 第一章 神隠し

2023年04月08日 18時04分33秒 | 亜細亜ホラー
紅衣小女孩/THE TAG-ALONG
2015年
台湾
93分
ホラー
劇場公開(2022/09/30)
監督:
チェン・ウェイハオ
出演:
アン・シュー・・・シェン・イージュン
ホアン・ハー・・・ホー・ジーウェイ
<ストーリー>
不動産屋に勤務するジーウェイの祖母が失踪する。心配するジーウェイの下に、突然カメラが届き、そこには“紅い服の少女”が映っていた。
 
不可解な失踪事件が、新たな謎を呼び寄せる―
 
―感想―
向こうの世界に体を持って行かれる際の、顔なんかが変異していく、あのCGの高さには驚かされた。
上手い事作ってるなあと。
 
驚かされると言えば、ちょいちょい紅い服の少女の姿を瞬間的に挟んでくる所。
パッ!と出てきて、気配に気付いた登場人物がそこを見たらもう居ない。
安堵するのも束の間、今度は!
本作は割と視覚効果に力を入れていて、ドキッとさせられるシーンがかなり多い。
それと言わずもがなだが、取り憑かれた人物の挙動不審な演技が恐ろしく不気味なのである、皆演技が上手すぎでしょ。
 
因みにこの紅い服の少女、よーくお顔を観察したら案外可愛い。
もし俺の前に出てきたら、お痛しちゃうぞ♡(はい嘘つきましたwビビリな俺が冷静でいられるかよw)
 
消えては現れ、消えては現れと、その行方不明となる人物が入れ替わり立ち代わりになる摩訶不思議な展開に興味は尽きず、又実質主役となるヒロインが頑なに結婚や子供を作る事を拒む理由等の疑問が終盤になって明かされていく所なんかも納得させられるものもあり、物語としてもホラーに悲しさを付け加え、それらを一つずつ解決していく形として丁寧に練られているのは好感を抱けます。
 
何故製作された年に日本で公開されず、今になってお披露目されたのかは(調べていないので)知り得てないですが、中々恐怖度を強く押し出した良作ではないでしょうか。
 
苦しみを乗り越えた女は強し、いいタイミングで照明弾を打ち上げた捜索隊ナイス。
 
けど、新しく腹に宿した子は・・・知らぬが仏ってやつですかね(^^;)
 
評価:★★★☆
23/04/08DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-04-05
メーカー: シンカ
 
関連作:
『紅い服の少女 第一章 神隠し(2015)』
『紅い服の少女 第二章 真実(2017)』
『人面魚 THE DEVIL FISH(2018)』(外伝)
 
 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オカムロさん | トップ | 紅い服の少女 第二章 真実 »
最新の画像もっと見る

亜細亜ホラー」カテゴリの最新記事