銀幕大帝α

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インシディアス 最後の鍵

2018年10月16日 11時51分46秒 | 洋画ホラー
INSIDIOUS: THE LAST KEY
2018年
カナダ/アメリカ
103分
ホラー
劇場未公開




監督:
アダム・ロビテル
『テイキング・オブ・デボラ・ローガン』
製作:
ジェイソン・ブラム
オーレン・ペリ
ジェームズ・ワン

製作総指揮:
リー・ワネル
キャラクター創造:
リー・ワネル
脚本:
リー・ワネル
出演:
リン・シェイエリーズ
リー・ワネルスペックス
アンガス・サンプソンタッカー
カーク・アセヴェドガルザ



<ストーリー>
超常現象の専門家・エリーズの下に仕事の依頼が入る。昔、彼女が暮らしていた家で起こる不可解な現象について相談され、エリーズは迷った挙句に依頼を引き受けるが…。

―感想―


こちらが幼少期のエリーズとなります。
これ観ると好い感じに年老いたんだなあて思う。
それにしても特殊な力を持っているだけに辛い子供時代を過ごしたのね、理解を示さない父親からの虐待、そして母の死。
懐いていた弟をほったらかしにしたまま家出して、現代に至るというのを挟んで、エリーズは凸凹コンビの助手を連れて、忌まわしき故郷へと戻ってきます。
例の悪霊が棲む幼少期を過ごした家で決着をつけるてのが本編の主軸。
そこに同じく年老いた弟が登場するのですが、どう見てもエリーズより年上じゃね?男の方が老けやすいのかしら。
つうても弟は特になにもしてくれず、代わりに弟の愛娘がエリーズの助太刀に。
この愛娘もエリーズ同様の力を持っているんですよ、これは心強い。

普通の人には見えない悪魔と、誰の目にも見える悪魔。
異なる悪魔と対峙する事となる意外な展開は面白い。
本物の悪魔に操られて人としての悪魔になっていた、紛れもなく家そのものが元凶である事には間違いないのだが、あっちの世界へ行ってからの雰囲気というか話の組み立てがすこぶる良い。

妙に感動しちゃったんだよなあ、ママー(´;ω;`)

わだかまりがあった家族(姉弟)の修復、母からの大きな愛てのが最後に色濃く出ていました。
虐待していた父親もそこはかとなく娘に対しての贖罪を態度で表していたし。

霊だと思い込んでいたものが実は生の人間だったとか、後からじわじわくる驚きと、その瞬間に驚かされる描写と、使い分けも上手く、良い感じにドキドキさせてくれる。
個人的に好きなシーンは、志村後ろ!な場面。

殺気を感じ振り向いてライト照らしたら服だった。

正に映像マジックやね。
この様に結構、ライトを使った恐怖シーンも多いのよ本作は。
視線の切り替えをカメラで代用するというアイデアが秀逸。

未公開にしちゃうのは勿体ない気がするのだが。
シリーズものだけど、これ単品でも十分理解出来るし、別段シリーズ初見でも問題ないし、普通に怖くて面白くて感動も出来るので何で未公開にしちゃったんだろて。
ラストシーンではエリーズに新たな仕事依頼が入ってきてましたし、まだまだ続きそうな気配はあるのだが、日本では今後も新作出たら未公開扱いになるのかなあ。

どうでもいいけど、凸凹コンビて本当はタッカーだけ有能なんじゃないか?、て凄く思った。

スペックスて催眠術すらも出来ないし、そもそもエリーズ自身がタッカーには「貴方が一番頼りになるのよ」て言われちゃってるし(笑)。

評価:★★★☆
18/10/15DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2018-10-03
メーカー:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

参考:
『インシディアス(2010)』(第1作)
『インシディアス 第2章(2013)』(第2作)
『インシディアス 序章(2015)』(第3作)

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