銀幕大帝α

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アップグレード

2020年02月28日 14時03分19秒 | 洋画アクション
UPGRADE
2018年
アメリカ
95分
アクション/SF
PG12
劇場公開(2019/10/11)



監督:
リー・ワネル
『インシディアス 序章』
製作総指揮:
リー・ワネル
脚本:
リー・ワネル
出演:
ローガン・マーシャル=グリーングレイ・トレイス
ベッティ・ガブリエルジェーン・コルテス刑事
ハリソン・ギルバートソンエロン・キーン
メラニー・バレホアシャ・トレイス
ベネディクト・ハーディフィスク
声の出演:
サイモン・メイデンステム



<ストーリー>
近未来を舞台に、最愛の妻を殺され自身も全身麻痺となってしまった男が、開発段階の最新AIチップを体に埋め込むことで驚異的な身体能力を手に入れ、壮絶な復讐に立ち上がるさまを描く。

復讐が、<起動>する――。

―感想―

こっわ。
終わり方こっわ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルブル
ホラー風味に仕立て上げる辺りがリー・ワネルらしいやね。

AIが人間の体を乗っ取るてのは割と良くある話(でもないかな)だけど、そこに行き着くまでの過程が予測不能なものになっていて衝撃を強く受ける終盤、マジで震える。
もしかしたらここからこういう展開になるんじゃないかなていう想像を見事に打ち砕かされちゃいました。
後味物凄く悪いけど、1本の映画として評価するならば、滅茶苦茶面白いと言える。

四肢が麻痺した男だが、埋め込まれたAIチップに命令を下す事で、超人的なパワーを発揮。
この辺の描写・演出は何処となく『マトリックス』を彷彿させるアクション。
それにサスペンス要素を存分に足した事で、内容の濃い作品となっていた。
SF要素も強く、腕に埋め込まれた銃を乱射したり、近未来的な車も登場。
ハイテクなものにはAIがハッキング出来るが、アナログな機器にはそれが不可能。
その時その時の状況を良くしたり悪くしたりとAIの能力次第では危機を呼び寄せるし、反対に脱する事も出来る。
ハイテクとアナログが混合した世界だから、この設定が上手く活きたのだろう、どう話が転ぶのか読めない緊張感を随所で味わえました。

AIによって悪党に対した行為は容赦しないという意味でもグロさをふんだんに用意。
その余りにも自身の意思に反した非道的な虐殺を目にした男は耐え切れなく・・・。

個人的には凄くおススメだし、気持ち的には★4つ付けたい所だけど、私の苦手な嘔吐シーンが度々出てきた為、☆1個差し引かせて貰います。

評価:★★★☆
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