銀幕大帝α

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グッド・シリアルキラー

2020年06月13日 18時07分42秒 | 洋画ホラー
BLOODLINE
2018年
アメリカ
97分
サスペンス/ホラー
劇場未公開



監督:
ヘンリー・ジェイコブソン
脚本:
ヘンリー・ジェイコブソン
出演:
ショーン・ウィリアム・スコット
マリエラ・ガリガ
デイル・ディッキー
ケヴィン・キャロル
クリスティー・ハーリング
ニック・ボライン




<ストーリー>
高校で働くエヴァンは、生徒からの信頼も厚く、良き夫であり父親だった。しかし、彼はある過去の出来事から子どもを傷付ける親に対して異常な嫌悪感を抱いていた。

―感想―

家庭内暴力を受けていても、その糞親父が死んだら悲しいものなのかねえ。
俺なら清々するけどなあ、体験者じゃないからその辺の当事者の心境が理解出来ないですわ。

アリバイ工作完璧に糞親父を殺しまくっている様で実は穴があり、その穴をうっかり八兵衛で自ら作ってしまうエヴァン。
虐待受けている子供から聞いても居ない事を口に出してしまい、「え?なんで先生それ知ってんの?」とツッコまれる。
「いや、君、言ったやん」
「言ってないっすよ!」
「精神が不安定になっているから言った事忘れたんだね」
「う~ん??やっぱ言ってない!あんただな!俺の親父殺したのは!!」

これね、かなりショッキングな展開となってるんよ。
母が母なら子も子で、その子の嫁も遂には「家庭を守る」為に手を汚す。

えーーーー!そっちの方向に行っちゃうの!!て終盤に起きる嫁の決心には正直驚いたわ。

刑事の勘は冴えてただけにね、家族ぐるみで嘘の証拠を作られるとそりゃお手上げだ、惜しい!
去る時もまだ疑っている感じに見えた刑事だけど、エヴァン達が殺ったという決定的証拠が出ないのであれば唇を噛んで退散するしかないわなあ。
完全犯罪てこうやって出来上がるのかて変に感心してしまった。
まあ「理解」と「協力」があってこそ、だけどね。

エヴァンの嫁さんが中々のお綺麗で。

出産シーンはアソコ丸映しなんだけど、日本版では当然、ボカシ入りです。

冒頭での看護師首掻っ捌き殺害シーンの犯人も意外過ぎた。
母と息子の関係性も意外過ぎたが、あの親父の暴力は嫉妬からきたものかもしれない。

評価:★★★☆
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