GOAL OF THE DEAD
2014年
フランス
69分
ホラー/コメディ
R15+
劇場公開(2014/05/03)
監督:
ティエリー・ポワロー
出演:
アルバン・ルノワール:サム・ロリ
シャルリ・ブリュノ:ソレーヌ
パトリック・リガルデ:クベール
ティファニー・ダヴィオ:クレオ
アメッド・シラ:イドリス・ディアゴ
<ストーリー>
ゾンビストライカーとなったジャノによりスタジアムは地獄と化す。レッドカードで退場したサムはソレーヌたちとバーで籠城していたが、ゾンビが侵入し…。
-感想-
2014年
フランス
69分
ホラー/コメディ
R15+
劇場公開(2014/05/03)
監督:
ティエリー・ポワロー
出演:
アルバン・ルノワール:サム・ロリ
シャルリ・ブリュノ:ソレーヌ
パトリック・リガルデ:クベール
ティファニー・ダヴィオ:クレオ
アメッド・シラ:イドリス・ディアゴ
<ストーリー>
ゾンビストライカーとなったジャノによりスタジアムは地獄と化す。レッドカードで退場したサムはソレーヌたちとバーで籠城していたが、ゾンビが侵入し…。
-感想-
という訳で後半戦に突入です。
因みに前半と後半とでは監督が違います。
この後半を担当したのは異色のエイリアンホラー『エイリアンVSヴァネッサ・パラディ』で監督デヴューしたティエリー・ポワロー。
後半ではスタジアムからも離れて町中でもゾンビの大群が大暴れしております。
これは丸で暴徒化したサポーター、俗に言うフーリガンを比喩した感じになっていて面白い形になってます。
サムに関する人間模様も明らかになっていき、一緒にバーへと行った若い女の子は娘だと分かり、町の警察官はサムの父親だったりと、こうして人物の繋がりを持たせる事でドラマ部分にも少しの深みを与えています。
しきりに「おじいちゃんと呼んでくれ」と孫娘に迫るサムの親父には笑ったw
スタジアムと町中がゾンビによって地獄と化し、生き残った人間たちがそれぞれに(一箇所に集まらず)色んな場所で孤軍奮闘しているので、それぞれのパートを画面が行ったり来たりしながらどういう戦いをしているのかテンポ良く見せてくれるのは面白かった。
一応?サッカー映画だけに、それに関する道具(例えばスパイクシューズ)を使ってゾンビに立ち向かうとか、蹴りで反撃するとか、そういうちょっとした気の利いた演出も良い。
終盤では再びゾンビたちをある方法でスタジアムのグラウンド内に集め、その中で突然、主役のサムとチームメイトの2人がゾンビ相手にゴール目指してフィールドをドリブルしながらサッカーボールを蹴り激走する様が熱い!
ゾンビも元観客なだけに一緒になってボールを奪おうと2人を猛追。
白熱の戦いが繰り広げられ、そしてその戦いに終止符を打つ!
それにしても物凄い数のゾンビ!
よくまぁあんな大群の中で颯爽とドリブルしながらゾンビの間をすり抜けられたものだ。
そこが名プレイヤーと言われているサムだから出来た華麗なプレイがあってこその果敢なドリブルだったんだろうな。
ラストではようやっとゾンビボスでもありサムのライバルでもあるジャノとも対面。
しかし、どう言う訳か、何か2人が名勝負でも見せてくれるのかと思いきや、あっさりジャノは退治されてしまった(笑)。
ここも何かしらサッカーに関連した事柄で決着付けて欲しかったなぁ。
結局ジャノはフンガフンガ吼えながら走ってただけやんw
前半はサッカー場が阿鼻叫喚な様になるまでを描いているだけなので、ゲーゲー吐くシーン以外は特に見所はないが、後半は人間側とゾンビ側との攻防戦がヒートアップするのでそれ相当の盛り上がりがあり期待されても宜しいかと。
サッカーとゾンビ。
異なるジャンルを中々上手くユニークに混合された作品でした。
不満なのはなんで、2巻に分けてレンタル版を出したのか。
劇場公開では1本に纏めて上映されたんでしょ?
だったらレンタル版も1本にしてくれよ、あくどい商売すな!
評価:★★★☆
14/08/05DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2014-08-02
メーカー:日活
オフィシャル・サイト(日本語)
関連作:
『ゴール・オブ・ザ・デッド 前半戦 死霊のキックオフ大乱闘編』
『ゴール・オブ・ザ・デッド 後半戦 地獄の感染ドリブル編』
コメントありがとうございます。
別に二つに分けてレンタルする必要は無いと思いました。
同じ配給会社なのですから、1巻に全部収録してレンタルして欲しかったです。
楽しい作品ではあるのですが、この前後編を通して観たら、ちょっと無駄なシーンが多いかなと思う事は確かですね。
別々の監督が撮るにしても、100分以内に収められる話ではあると思います。
作りを見るとおそらく前後編として製作されているみたいなので、このレンタル版の方が正式なんだと思いますが、それにしても前後編・2時間超で撮るような作品では無いですよね(笑)
後半は戦いがメインなので中々の楽しさがありました。
サッカーに関係した演出もあり、笑って楽しんで大いに盛り上がりました。
「エイリアンVSヴァネッサ・パラディ」は私の旧HPにレヴューしているのですが、あれは確かに変なエイリアン映画でした(笑)
でもこのゾンビがワラワラ出てくる感じはやっぱり「ザ・ホード」の監督さんの方が向いていると思いましたねぇ。
こういう競技とゾンビをコラボした作品って斬新ですよね。
そういうのが今まで無かったので、同じゾンビ映画でも新鮮な感じで観る事ができました
それなりに盛り上がりましたね!
自分は、ティエリー・ポワロー監督の「エイリアンVSヴァネッサ・パラディ」は未見なので、この監督さんのセンスが分からないのですが、後半戦にピッタシだったのでしょうかね?
(ロシェ監督が後半戦にしなかったのが不思議だったので…)
そそ、チームメイト二人のドリブルは爽快でしたねぇぇ
二人の気持ちが繋がって行くのも感じられましたし。
ゾンビとサッカーは新鮮でしたね。
随所に気の抜けたユーモアがあって、愛すべきB級ゾンビ映画だと思いました~