銀幕大帝α

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イエロー・ハンカチーフ

2011年01月28日 21時56分38秒 | 洋画ドラマ
YELLOW HANDKERCHIEF/08年/米/96分/ドラマ/劇場公開
監督:ウダヤン・プラサッド
出演:ウィリアム・ハート、マリア・ベロ、エディ・レッドメイン、クリステン・スチュワート、桃井かおり

<ストーリー>
刑期を終え出所してきたばかりの中年男が、偶然出会った若者ふたりの車に乗って妻が暮らすニューオリンズを目指すが…。
<感想>
第1回日本アカデミー大賞で作品賞を受賞した日本映画屈指の名作『幸福の黄色いハンカチ』のリメイク作品です。

勿論オリジナルは何度も鑑賞しています。
もうね、ラストシーンがすんごく良いんだよね。
あそこはホント、泣けます!!

で、このリメイクも内容的にはほぼオリジナルに忠実です。
オリジナルで武田鉄矢とカップル役として出演した桃井かおりが、モーテルのオーナーとして登場。
結構登場している時間が長く、これはオリジナルに敬意を払っての特別的なオファーによる出演だったんでしょうかね。

「不器用ですから」な高倉健さん程じゃないですけど、ウィリアム・ハートが同乗する少年、少女に自身のこれまでのムショに入るまでの経緯を話ながら、人生のノウハウを叩きこむ、見た目は怖面だが内面ウブな良きおっさんを熱演。

彼の生き方に共感を得て、これまでの孤独だった人生に見切りをつけて、新しき道を歩もうとする少年役に『グッド・シェパード』のエディ・レッドメイン、少女役に『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワート、服役した夫を待つ妻役に『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』でエヴリンを演じたマリア・ベロと脇を固める俳優もかなり豪華。

オリジナルが名作だけに、リメイクも必然と切ない作品へと生まれ変わっており、泣き映画としては好作だとは思いますが、流石に作中に温かみを感じとれなかったかな。
とは言え、ラストは分かっていても、ちょっとウルッとしちゃいましたけどね。

名作を超える名作にはなってはいませんが、オリジナルのファンはまた違った3人のロードムービーを楽しみつつ、あの感動をふと思い出すのも良いかもです。

オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:『幸福の黄色いハンカチ(‘77)』(オリジナル)

評価:★★★☆
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
>makiさんへ (ヒロ之)
2012-02-29 22:14:50
こんばんは!!

そうなんですよ~。
金八先生と桃井さんのカップルは可愛らしくて良かったです。
2人が一緒に出ているシーンは凄く明るくなるんですよ。
上手いキャスティングだなぁって思いました。

このリメイクも泣ける映画としては良く出来ていたと思います。
ただやっぱり名作であるオリジナルを下敷きにしているだけあって必然と好い映画に成る事には違いないんですけどね。
それでもラストはウルッてなります。
返信する
こんにちは♪ (maki)
2012-02-29 08:49:19
へぇ、オリジナルでは武田鉄也さんと桃井かおりさんが若い男女を演じてたんですね
高倉健さんと桃井さんと言うの知ってましたが、武田さんは知りませんでした
オリジナル見てないので…(><)

ウィリアム・ハートさんのうらぶれた優しさが伝わってくる作品でした
クリステンもこの頃が一番可愛かったかもしれませんね
返信する

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