THE SUICIDE SQUAD
2021年
アメリカ
132分
アクション/アドベンチャー/ヒーロー
R15+
劇場公開(2021/08/13)
監督:
ジェームズ・ガン
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
製作総指揮:
ザック・スナイダー
脚本:
ジェームズ・ガン
出演:
マーゴット・ロビー:ハーレイ・クイン
イドリス・エルバ:ブラッドスポート(ロバート・デュボア)
ジョン・シナ:ピースメイカー(クリストファー・スミス)
ジョエル・キナマン:リック・フラッグ
ヴィオラ・デイヴィス:アマンダ・ウォラー
ジェイ・コートニー:キャプテン・ブーメラン
ピーター・キャパルディ:シンカー
デヴィッド・ダストマルチャン:ポルカドットマン(アブナー・クリル)
ダニエラ・メルキオール:ラットキャッチャー2(クレオ・カゾ)
マイケル・ルーカー:サバント
フルーラ・ボルク:ジャベリン
ネイサン・フィリオン:T.D.K.
ピート・デヴィッドソン:ブラックガード
メイリン・ン:モンガル
ショーン・ガン:ウィーゼル/カレンダーマン
アリシー・ブラガ:ソル・ソリア
ファン・ディエゴ・ボト:ルナ将軍
ホアキン・コシオ:マテオ・スアレス長官
タイカ・ワイティティ:ラットキャッチャー(クレオの父)
ストーム・リード:タイラ
フリオ・セサール・ルイス:ミルトン
声の出演:
シルヴェスター・スタローン:キング・シャーク(ナナウエ)
<ストーリー>
極悪受刑者から選ばれたクレイジーな14人の特殊部隊、スーサイド・スクワッド。爆弾を埋め込まれた彼らが、減刑と引き換えに危険な政府の極秘ミッションに立ち向かう。
愛すべきクソやばいヤツら。
―感想―
2021年
アメリカ
132分
アクション/アドベンチャー/ヒーロー
R15+
劇場公開(2021/08/13)
監督:
ジェームズ・ガン
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
製作総指揮:
ザック・スナイダー
脚本:
ジェームズ・ガン
出演:
マーゴット・ロビー:ハーレイ・クイン
イドリス・エルバ:ブラッドスポート(ロバート・デュボア)
ジョン・シナ:ピースメイカー(クリストファー・スミス)
ジョエル・キナマン:リック・フラッグ
ヴィオラ・デイヴィス:アマンダ・ウォラー
ジェイ・コートニー:キャプテン・ブーメラン
ピーター・キャパルディ:シンカー
デヴィッド・ダストマルチャン:ポルカドットマン(アブナー・クリル)
ダニエラ・メルキオール:ラットキャッチャー2(クレオ・カゾ)
マイケル・ルーカー:サバント
フルーラ・ボルク:ジャベリン
ネイサン・フィリオン:T.D.K.
ピート・デヴィッドソン:ブラックガード
メイリン・ン:モンガル
ショーン・ガン:ウィーゼル/カレンダーマン
アリシー・ブラガ:ソル・ソリア
ファン・ディエゴ・ボト:ルナ将軍
ホアキン・コシオ:マテオ・スアレス長官
タイカ・ワイティティ:ラットキャッチャー(クレオの父)
ストーム・リード:タイラ
フリオ・セサール・ルイス:ミルトン
声の出演:
シルヴェスター・スタローン:キング・シャーク(ナナウエ)
<ストーリー>
極悪受刑者から選ばれたクレイジーな14人の特殊部隊、スーサイド・スクワッド。爆弾を埋め込まれた彼らが、減刑と引き換えに危険な政府の極秘ミッションに立ち向かう。
愛すべきクソやばいヤツら。
―感想―
ほんま愛すべきクソやばいヤツらやで。
どのキャラにも愛着が持てるてのは、やっぱ監督自身が全てのキャラクターに愛情を注ぎこんでいるという証拠やろね。
もうね、DCやマーベルはジェームズ・ガンかザック・スナイダー辺りに任せた方がええんとちゃうか?とさえ思えてきた。
他の知名度マイナーな監督が撮ったものと比べたら作品の完成度が明らかに違い過ぎる。
だって、この2人が撮ったものは、とてつもなく楽しいし面白いやん。
マーゴット・ロビーを可愛く、カッコ良く撮る。
これ凄く重要で、ジェームズ・ガンはその期待に見事応えてくれていた。
え?『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』?知らんな、そんな出来の悪い子。
な?監督の手腕次第ではハーレイ・クイン一人でもここまで全然違ったビジュアルで映し出せるんだぜ、要は才があるか無いかの違いよのぉ。
お前らがメインちゃうんかいっwなオープニングから観客の心を掴み、その後起きるのは何でも有り状態(笑)。
シュールさ、ユーモア、グロ、アクション、そしてシリアス。
これらを感心する位にバランス良くアップテンポで繋ぎ合わせ、観ている者の感情を色々と変えちゃうのだから、ほんま大したもの。
唐突にスプラッター描写が飛び出してくると俺自身堪らんものがある。
いや、それを待っているからこその、ポンッと描写されたらキターーーーーー!とテンション一気に跳ね上がるのよ。
だって、ジェームズ・ガンが監督してんのよ?誰だって何時来るのかと楽しみにしちゃうでしょうが。
で、しれっとグロ描写見せてくれるんよね、最高だよガン監督。
先に何でも有りと書いたが、マジで噓偽りなく何でもありで、クライマックスが「カイジュウ」。
幾らスーサイド・スクワッドとはいえ、こんなのにどうやってダメージ与えんのよて不安になるのに、こいつらときたらもう勝てる気満々で挑んでいくのだからアホかwと(褒めてます)。
映画的にも常識的に考えたらそりゃ最後は勝つてのは分かってはいるが、どうやって勝つのかまでは予測も出来ない。
そんな興味に、監督は一人の少女の能力で打ち勝たせるという、演出としては感動の方向へと持って行くのだから、もうなんやねん!て俺の目元はウルウルさ。
何もかもが母親に見える(これ毎回爆笑させられた)水玉ボーイも好きだったんだけど、カイジュウにダメージ与えて「やったあ♪」と喜ぶも束の間の悲劇(笑)。
こういうのにもユーモアの方向へと全力で振り切って、悲しみを笑いへと変えるのがジェームズ・ガンだから出来る芸当。
監督は完全に分かって撮っている、どうすれば観客は笑顔になるのか、どうすれば観客の心を泣かせられるのか、どうすれば退屈させずに最後まで画面に目を引きつけさせられるのか。
闇雲に色んな要素を入れている訳じゃない、全部計算されて、一つ一つの場面を盛り上げていってるんだよこの人は。
でないと自らここまでエンタメ色豊かな脚本なんて書けんでしょ。
その脚本に上層部がGOサイン出さんでしょ。
頭の中がアイデアのおもちゃ箱みたいな人なんだろうな。
ま、本作は中坊脳かよっwてくらいにバカ映画であることに間違いないですよ、勿論良い意味で。
そのアイデアだけならB級で終わる所を楽しく明るくハッピーを胸に大衆が満足し得る大作へと仕上げ、更にほぼ文句のつけようのない傑作に格上げさせちゃう事に俺はジェームズ・ガンという一人の監督(の才能)を買っている理由ではある。
評価:★★★★☆
21/12/12DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2021-12-08
メーカー:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
関連作:
『スーサイド・スクワッド(2016)』
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey(2020)』
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