銀幕大帝α

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レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―

2009年08月08日 02時16分18秒 | 亜細亜アクション
RED CLIFF: PART II/09年/米・中国・日本・台湾・韓国/144分/劇場公開
監督:ジョン・ウー
出演:トニー・レオン、金城武、チャン・フォンイー、チャン・チェン、ヴィッキー・チャオ、フー・ジュン、中村獅童、リン・チーリン

<ストーリー>
疫病が発生し、孔明を残して劉備軍が撤退。窮地に立たされた周瑜と孔明は曹操軍に心理戦を仕掛ける。
<感想>
小喬を演じたリン・チーリンの美しさは言葉では言い表せない。
彼女が出ているって事だけで★4つあげちゃう♪

三国志というものを全く知らなくても十分に楽しめました。

弓矢を敵側からぶん取り、敵陣に混乱を招く心理戦の前半から一転、特攻隊の如く船で船に突っ込み火の海にして攪乱させ、盾堅めの陣形で突進し、兵の数を下回りながらも、新兵器の炎上爆弾や連射ボウガンで大勝利に導く攻防戦の後半と、静動の展開には見応えが有り、迫力的にも物語的にも申し分なし。

ちと長いのがネックかもしれないが、それも余り気にはならないでしょう。

一番のお気に入りは小喬を助けるハイライト。
あの連携プレイは鳥肌もの。
束ねた髪が解けて「あれ~」ってな曹操の顔にクスッ。

史劇は苦手なんだけれど、小喬の策略とは知らずにデレデレしながら茶を啜る曹操の間抜けさ「何故風向き変わっているんだ!!」(アホか)、あれぇ~お代官さま~とクルクル回る尚香(実に事細かく書いた地図の出来には「ありえんだろ!」)、無理やり?周瑜の器に団子を入れる同胞達(好き嫌いはいかんぞ)、疫病でもがき苦しんでいたのに大将の一言で元気一杯に立ち上がる敵兵(こらこら(笑))と時折ユーモラスな描写があった事もすんなりと観入れた原因でもありますね。

相変わらず覚える気がないので役名と顔が一致しませんが、唯一記憶した全く戦わない天才軍師・孔明こと金城武の存在感はどの役者よりも一番光って見え、格好良かったです。

んでも、胸が熱くなったのは日本代表として特別出演した中村獅童の散り逝く姿かもしれません。
何か凄く良かった。

漢なら最後に大きく火となり風となり道開かせようではないか

みたいでさ。

オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:『レッドクリフ Part I』(TV地上波鑑賞)*個人的評価★★★☆

評価:★★★★
09/08/06DVD鑑賞
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テラー トレイン

2009年08月08日 00時56分41秒 | 洋画ホラー
TRAIN/08年/米/94分/劇場公開
監督:ギデオン・ラフ
出演:ソーラ・バーチ、ギデオン・エメリー、カヴァン・リース、デレク・マジャール

<ストーリー>
東欧を旅する米国の大学生らが、列車の中で次々と姿を消していく。
<感想>
『ホステル』の影響から生まれた拷問ホラー。

期待外れ。

舌を抜く、目玉を抉る、足を切断する、体皮を剥ぐ。
これらの解体演出はもう観慣れた。

殺人鬼は目的意味不明の方がいい。
本作ではヤる側にはきちんとした目的があるのだが、それが全面に出ている為か、どうにも緊張感が薄く感じる。

「こいつら何でこんな事してるんだ?」

と思わせる、動機無しの快楽殺人鬼を敵に回した方が同情的なものを抱かさせないから、襲われる側だけに意識が集中し、遥かにスリルが味わえるってもんだ。

どこぞの国の話かは知らないが、列車丸ごと狂ってましたってちょっとあり得なさ過ぎ。

オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:
『テラー・トレイン(‘80)』(オリジナル)

評価:★★
09/08/05DVD鑑賞
拷問ホラー ソーラ・バーチ リメイク R-15 DVD新作
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