銀幕大帝α

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フェイク シティ ある男のルール

2009年06月07日 00時25分13秒 | 洋画サスペンス
STREET KINGS/08年/米/109分/劇場公開
監督:デヴィッド・エアー
出演:キアヌ・リーヴス、フォレスト・ウィッテカー、ヒュー・ローリー、クリス・エヴァンス

<ストーリー>
正義のためなら手段を選ばない一匹狼の刑事が、かつての相棒を殺した犯人を挙げるべく、調査を開始する。
<感想>
今、最もグラサンが似合う俳優キアヌ・リーヴスが、飲んだくれのゲロ吐き刑事を熱演。

熱血過ぎて空回り、同僚からは嫌われ、挙句には部署を移されてと踏んだり蹴ったりだが、一匹狼の男にそんな事は関係なし。
表の顔は苦情係だが、裏では悪党を脅迫したり、電話帳でぶん殴ったり、時には問答無用で撃ち殺したり。

こんな無茶苦茶な警官許しちゃっていいの?って思っちゃうが、上層部ではもっと酷い事をしていた・・・って、アメリカ警察恐るべし。

同僚を殺した犯人を捜す内に、一山二山あり、二転三転ありと汚職警官を徐々にさらけ出していく辺りには中々の面白さがありました。

これまでにない影を持った暗めのヒーロー像を演じ、劇中では呆気らかんと人種差別発言までしてしまったキアヌ・リーヴスだが、こういう異色な役でも十分に格好良いのだから男前は得ですなぁ。

それと、ある人物に関してだが、これまでの出演作では大概良い人を演じていた為、そのイメージを強く持ってしまっていると、最後に観ている側も大目玉を食らうってのも本作の見所でもあるので付け足しておきます。

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★
09/06/06DVD鑑賞
犯罪サスペンス・ドラマ キアヌ・リーヴス フォレスト・ウィッテカー ジェームズ・エルロイ PG-12 DVD新作
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コメント (10)
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