銀幕大帝α

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Sダイアリー

2008年07月06日 13時12分51秒 | 韓国コメディ
S DIARY/04年/韓国/104分/劇場未公開
監督:クォン・ジョングァン
出演:キム・ソナ、コン・ユ、イ・ヒョヌ、キム・スロ

<ストーリー>
美しかった過去の恋愛が自分の勘違いだと気付いた女性が、出会いから別れまで事細かに書きつづった日記を手に、3人の元彼へ復讐していく。
<感想>
前半のまどろっこしい恋愛話は正直退屈です。
まぁキム・ソナさんのキュートな姿を堪能出来る・・・ちゅうても、このキム・ソナさん演じる女性、ちょっと変わり者?
その変わり者具合が後半で一気に爆発!
やっている事は完全に犯罪だろう。
脅迫・住居不法侵入・器物破損などなど。
そこまでやるか!てぐらい徹底的に元彼を痛めつけます。
最初は鼻で笑っていた元彼たちが、徐々に追い詰められ、あたふたする姿は痛快ですけどね。
でも、そんな‘復讐’をやっても、後には空しさしか残らないんだよねぇ。
彼女が復讐を終えた時に見せるどんよりとした姿が痛いほど分かります。
でも、何もせずにモヤモヤ感を残すよりもすっきりしたい。
復讐をし、空しさを覚え、そして晴々とする。

女の気持ちって難しいものですね。

でも、世の男に捨てられた女性たちには分かってもらいたい。
好きになるってのは大切なんですよ。
付き合うって事にうそ偽りは無いんですよ。
男たちも必死なんです。
どのようにして好きになった女性を振り向かせようかと懸命なんです。
だから、捨てられたという事に怒りを覚えるのではなく、何故捨てられたのか、自身の過去の行動に疑問を持って考え、その時自分に間違いなく非が無いというのを確信してから初めて復讐行為に及んでもらいたいですね。

評価:★★☆
08/07/04DVD鑑賞
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テラビシアにかける橋

2008年07月06日 12時43分27秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー
BRIDGE TO TERABITHIA/07年/米/95分/劇場公開
監督:ガボア・クスポ
出演:ジョシュ・ハッチャーソン、アンナソフィア・ロブ、ズーイー・デシャネル、ロバート・パトリック

<ストーリー>
孤独を抱える二人の子供が、想像により「テラビシア」という王国を作り、人生の厳しさと美しさを知っていく。
<感想>
ファンタジーなんだけど、感動ドラマと位置づける方が正しいかも。
前半は学校内で一番地味な男の子と、転校してきたものの完全に他の子から浮いてしまった少女との交流を描いている。
2人は孤独を紛らわす為に、空想の「テラビシア」という国を作る。
簡単に言えば
妄想
で、二人の頭の中の世界。
なので、他人が彼らの行動を見れば
変な子供
が、何かキャッキャッ言いながら走り回っている、としか思えないんですな。
しかぁし!!思い出してみたまえ!
誰しも子供のころはその妄想世界で遊んだ経験はあるはず。
僕がガキンチョの頃は「西部警察」が流行った頃で、おもちゃの銃を片手に友達と撃ち合いしたものです。その時の私の頭の中では、世界は港の倉庫でしたからね。
子供たちってそんなものじゃないでしょうか。
自分たちが想像した世界で、自分たちの好きなように生きる。
学校から帰って、その世界で夕方まで遊んで、夜は明日はどのようにして遊ぼうかと考える。
それが唯一の楽しみだった。
今のゲーム世代の子供たちにはとうてい理解出来ないだろうなぁ。

おっと話がそれてしまったが、その空想世界で遊んでいた主人公の子供たち。
楽しい日々を過ごしていた2人に突然悲劇が起きる。
理由は
ジェスがレスリーを誘わずに、大好きなエドマンズ先生とデートした
のが大きな原因。
この急な展開を迎える後半部分は感動が一杯です。
現実を受け入れられず、空想の世界に助けを求め、何とか普段の生活に戻ろうとするジェスの姿に涙を誘われます。
そして、題名の“テラビシアにかける橋”が完成した時の、言葉で言い表せない位美しいラストシーンは、ジェスが現実を乗り越え、一歩大人になったことを深く印象付けてくれて、とても心が洗われたような気持ちにさせてくれました。

オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★★
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WILD HOGS/団塊ボーイズ

2008年07月06日 11時59分28秒 | 洋画コメディ
WILD HOGS/07年/米/99分/劇場公開
監督:ウォルト・ベッカー
出演:ジョン・トラヴォルタ、ティム・アレン、マーティン・ローレンス、ウィリアム・H・メイシー、マリサ・トメイ、ジル・ヘネシー、レイ・リオッタ

<ストーリー>
自己破産した実業家ら中年ダメ男4人が、人生をリセットするため、バイクでアメリカ大陸横断旅行に出発する。
<感想>
公開時、ふざけた邦題で何かと話題を作った、オヤジたちによる青春ロードムービー。アメリカお得意のゲイネタなど、コメディを豊富に盛り込んで結構面白かったです。
兎に角ウィリアム・H・メイシーが何度もぶっ飛んで宙を舞うのが可笑しかった。
それにしてもこの4人のメンツ(トラヴォルタ、アレン、ローレンス、メイシー)、一見豪華だが、いやいや、かなり加齢臭漂う地味な方々ですな(笑)。
普段、敵役や準主役を演じている彼らが必死になって笑いを誘うと、老体に鞭打ってアクション(といってもバイクをかっ飛ばす位ですが・・・)をこなし、ロードムービーというお固くなりそうな作品を楽しく仕上げている事に感服。
また悪役を演じたレイ・リオッタに関しても、全く憎めないキャラってのが良かった。
4人対50人という大乱闘を見せる終盤に至っては、なんとも微笑まし風景だこと。
全員がまるっきりの悪党じゃないってのが、エンドロール映像で十分に伺えますよ。
伝説の走り屋として、これまた伝説のロードムービー『イージー・ライダー』のピーター・フォンダが格好良く登場した時はかなり興奮しました。

ハーレーにまたがる男たちの姿がとても格好良く、この映画を観た後は、大型二輪免許も持っていないのに、滅茶苦茶ハーレーに乗りたくなる、そんな作品でした。

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★☆
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ジョン・トラヴォルタ アドベンチャー・コメディ ティム・アレン マーティン・ローレンス ウィリアム・H・メイシー ハーレー レイ・リオッタ ピーター・フォンダ DVD新作
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コメント (2)
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