人と自然

人は自然の一部である
水と緑によって癒される

正月二日

2018-01-02 | 

  一月二日、今日も晴天だ。有難いことです。
どこにも出かける予定はない。
たまにはこんな日があってもいいだろう。何もしないで、ただ、ボーとして時間を過ごす。
 といっても、加齢なる老人。(華麗ではない)。テレビを見ても正月はつまらないものばかり。それもその筈。
 ニュース以外の大多数の番組は、秋のうちに(多くは10月ごろに)撮り溜めしたものを使っているからだ。定年前に職場で干支(サル)の年前に10月ごろから忙しい思いをしたからだ。昼間だけに限らず、早朝夜明け直後の撮影、深夜にゴリラの♂♀は何してるかとか、所詮くだらないものだが、その作業に付き合うために徹夜をしたり、夜明け前に職場に出向いて、前日の打ち合わせどうりに撮影や現場からの中継がうまくいくように、してやらなければならない。
 こんな日がずっと続いた。一般の従業員は定刻どうり出勤だから、当然家で、朝のテレビで見ている。
 また、暖房用のボイラーの老朽化のため、寒さの深夜に自宅から、一晩に3回職場の現場に出向いたこともある。(クリスマスイブの夜だった。ホワイトクリスマスよろしくコンコンと雪が降っていた)。

 今と異なり、働き方改革などという時代ではない。もちろん時間外手当ても何もない。
 ただ、放って置いたら、多くの貴重なサルたちが一挙に死んでしまうだけだ。
 その一心で、頑張ったものだが、いまとなっては、いい思い出として心に残っている。
 小さな木箱の底にお湯を入れた瓶や、簡単な「電気あんか」を入れて動物の赤ちゃんが寒さや暑さで病気にならないように、寝ている布団の枕元に木箱を置いて寝る。おしめが濡れれば、泣く。寒ければ泣く、暑ければ泣く。人間の赤ちゃんと全く変わることはない。
 そんな時代の、干支の申年前におきたことを今日は思い出した次第だ。
 遅ればせながら、当時、勤務先は「日本モンキーセンター」である。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
 
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿