久し振りです。本来の冬らしい日々。でも、2月の半ばになってから、日によって 、風のない、暖かい日も混じってきました。私自身は新潟県の豪雪 地帯で生まれ育ったので、驚かないし、まあ、こんなもの、とも思っているところです。しかし、後期高齢者になってからは、一年ごとに、この寒さが身に応えます。昼も夜も、たくさんの衣類を身に纏って、過ごしてます。子供時代の思い出をたどれば、地域は「陸の孤島、松之山」と、言われたところです。冬になれば、数メートル(4m)以上の積雪は当然でした(日当たりのわるい場所では更に多い)。今になって、思い出して納得しています。雪が降れば毎朝でもカンジキをつけて、早朝に「道踏み」をさせられた。それがすんでから、囲炉裏で手足を温めてから、朝食(代用食のみ)を済ませて、学校へ行く(登校)。スゲで編んだ雪を避けるための防具を頭からすっぽりとかぶって。藁で自分が作った靴を履いてでかける。やがて、道の両側の木々が途中まで埋まっていて、新雪の上にノウサギの足跡が何本も交差しながら続いている。誰にも会わない踏み跡をたどる。日当たりの悪い場所では、5月の連休まで 雪が残ります。
未来を思わず、遠い過去を思うばかりというのは、自分の残りが、無いということだ。(敗戦後、数年の頃のことです)
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今でもきっと大変な生活ではなかろうかとは思われますが、それでも昔に比べれば文明の機器により、数段に変わっているのではないでしょうか。
早く春になってほしいですね。