人と自然

人は自然の一部である
水と緑によって癒される

8月1日

2017-08-01 | 

 8月1日。まだまだ暑さは続く。でも、あと半月の我慢。
 8月はお盆の月だ。お盆はご先祖をお迎えして、丁重にもてなし、そして「送り火」とともに、お帰りしていただく昔から続いた日本では大切な行事だ。でも、いまでは大方の若い世代の人たちにとっては、何日かの職場からの休みをいただいて里帰りということになるのが、勤め人の一般的なパターン。一方、若い夫婦を迎える立場の田舎で待っているのが、老いた親たちである。孫の顔が見たい。成長ぶりはどうか。こちらにとっても、お盆は待ち遠しい。どちらの立場に立っても先祖供養よりも、優先されるのは現代では致し方のないことだろう。
 子どもはそれぞれ、おじいちゃん、おばあちゃんから、それなりの「おこずかい」をいただいて珍しい田舎の生活の一部を見ることができる。
 このことは、子供にとっては、社会の目がひろくなる。
 お盆の風習は昔とはまるで変ってしまったが、新しい文化がうまれる。
 そして盆が過ぎれば、夜間は涼しくなるものだ。あと半月の辛抱だ!。ガンバロー。
ところで、蝉のの啼く声もすごい。でもアブラゼミの姿が見えない。公園でグランドゴルフの仲間の人に話すと、「クマゼミ?が大繁殖してアブラゼミがいなくなったんだ」とか。そんなことがあるだろうか。アブラゼミの場合、地中で木の根っこから、樹液を吸って7年。ようやく脱皮のときを迎えて一週間ほど、啼き続けて産卵。自らはそのまま死んでいく。あとは蟻が片付けるというパターンだと思うのだが。
 蝉でも種類がいろいろだから、7年で地中から、10年でというものもいるらしい。もっと長いものもきっといるんだろう。




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