人と自然

人は自然の一部である
水と緑によって癒される

案山子(かかし)

2015-06-28 | 

 今朝、テレビを見たら、「今日は24節季の夏至です」と言っていた。旧暦によるものだ。いまに生きる私たちには珍しく、ぴんと来ない表現だが、わからないままに、懐かしさをおぼえる。
 調べてみたら、今日は「菖蒲 華く=しょうぶはなさく」頃とある。なるほど、そういうことなんだと思う。風があり、暑くないので苧ヶ瀬方面に歩いていく。ところが、11時頃からは気温が高くなり、風のない場所に出ると、とても暑い。主に田圃道を歩いて見たが、田植えが済んだばかりなのに、稲の苗が順調に育ち、これからは苗が大きな株になるべく、分割されていく。稲にとっては夏は暑いほうがよい。それにしても耕作放棄の土地の多さには驚く。
 宮沢賢治の「寒さの夏はおろおろ歩き・・・・・云々」は困るのだ。でも、今年は異常気象も考えられる。出来ることなら「避けてくれ」といいたい。