人と自然

人は自然の一部である
水と緑によって癒される

田植え

2015-06-16 | 

 6月も半ばを超えた。月日の流れは速い。大安寺川の上流にはホタルが飛び交っている筈だ。この土地の田植えは随分と遅いと思う。昔からの決まり事だとおもうが、田に張られる水は木曽川に頼っている。大きな貯水池は多くあるが、その水が、木曽川に頼っている。昔からのきまりで、水利権とかが、しっかりと定められているんだろう。「田んぼ」は固くなった泥を耕し、それをさらに細かく砕いて平らに均して待つ。
 時が来て水が入って来る日を待つ。一斉に水が入ってくる。木曽川の水だ、ため池も大きなものが各地にあるが、そこに張られる水も、もとは木曽川だ。一気に蛙が「ケロケロ」鳴きだすから、自然の力の偉大さに圧倒される。稲の苗は別の場所で作られている。すべての田に水が入りだすと、2日ぐらいで田植えは終わってしまう。全て機械だ。
 高価な農機具を購入して、田畑を少しばかり耕しても採算は取れない。でも何人もの人が共同で、購入すれば、条件も変わる。
 先週、の金土と日曜日ですべて終了している。(この土地の恵まれていることを改めて思う)
 

上は田植え機にのせる前の稲の苗、下はサボテンの花