「春に3日の晴れなし」どこかで聞いたような気がします。天候が目まぐるしく変わるということでしょう。この雨が、日本にとって、絶対に必要です。乾季、雨季といった季節の分け方のない島国にとっては、今の雨(草木が芽吹く)、そして夏の暑さと夕立に代表される雨。米や植物が成長するに欠かせない梅雨と、それに続く猛暑。ときに災害をも、もたらすが、太平洋に浮かぶ島国、日本列島。すべて天の恵みと受け取る。樺太から沖縄の尖閣まで細くて長い岩礁(といってもいいかもしれない)で成り立っている。知床半島の北端の丘に立てば、戦争のどさくさに紛れてロシアに不法占拠され、伝来の地を追われて稚内に住み着いている人たちが、朝夕、波間を眺めて、望郷の想いやみがたく、暮らしている、その意味がよく解る。お墓は当然現地にある。戦後は遠くなってしまった。何とかしなければとの思いは強くても、相手のあることだ。ロシアは樺太に空港を作るという。一大都会と港を作る計画だ。一方、尖閣諸島、こちらも大国中国のゴリ押し、小競り合いがいつまで続くか?。小国日本の口惜しさ。何とかならないか。自衛隊が頻繁にスクランブル発信をつづける。さらに、島根県の竹島。こちらは韓国が相手だ。いずれも終戦のどさくさで、連合国側の同意もないままの占拠だ。島国、日本の悲哀。いまさら戦争はできない。