いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

クラブハウス

2006年01月24日 | 極楽日記(お店紹介)
 日進市のサンドイッチ、ハンバーガー専門店、CLUB HOUSE(クラブハウス)です。以前は一宮市にあったのが移転してきたらしく、一宮の人が残念がってました。椙山(すぎやま)学園の新しいキャンパスのすぐ南で、周りにも大学が増えてきて賑やかなので、いい所だとおもいます。今は造成地が目立ちますが、将来は洒落た学園都市になりそうですね。

 売り物は100種類を越えるサンドイッチ。メニューに写真がないのが残念ですが、「おすすめ」が書いてあるので初めて行っても迷わないでしょう。ほとんどの品はテイクアウトできます。

 元祖であらせられるサンドイッチ伯爵の紹介も書いてありました。イギリスの貴族で海軍大臣の要職にあった人らしいですが、アメリカに独立された無能な政治家として知られているようです。そりゃ、来る日も来る日もカードゲームばかりして、ゲームのテーブルで食事してたような人ですから仕事はできなかったでしょう。

 この伯爵の行儀の悪い食事ぶりが上流階級で有名になり、そこからパンに具を挿んで食べる料理のことをサンドイッチと呼ぶようになったらしいです。この単純な発想は昔からあったもので、伯爵が発明したものではないとのことです。なるほど。

 そんな歴史のあるサンドイッチは、バリエーションが作りやすいため驚くほど多彩な料理となり得ます。例えば「料理の鉄人」として著名なフレンチシェフの坂井宏行さんはサンドイッチの本も出していて、オープン、焼き、巻き、包み、塗りなどの手法を操り、サンドイッチが素晴らしいオードブルに変身しています。北欧のスモーガスボードも有名ですね。

 そこまでの自由自在さはないにしても、クラブハウスのサンドイッチはパンと中身が幅広く選べるので食事として楽しめます。この日はライ麦パンとローストチキンのサンドイッチにしました。ドイツ人が食べるような香ばしいライ麦パンを期待していたので、薄味のパンにちょっとがっかりしましたが、アメリカ流のサンドイッチ店なのでこんなものでしょう。

 おいしいと思いますが、極楽息子のために辛子バターを抜いてもらったので、大人には一味足りないサンドイッチになってしまいました。辛子の利いたローストチキンサンドなら、きっとビールが良く合うことでしょう。
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