いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

東京下町散歩(その5)

2013年05月13日 | 極楽日記(国内旅行)

 2日目です。昨日は混雑したところばかりの強行軍でしたが、一晩寝ればご覧のように元気一杯。

 朝食はホテルの50階なので、景色はよく見えます。ただし見えるのは団地と臨海工業地帯なので、高価な高層建築の意味が今ひとつわかりません。

 とりあえず幕張から東京に出てきましたよ。

 周りが高層ビルばかりになっても、これだけ存在感があるのは名建築の証。

 本日は東京観光の穴場、東大キャンパスツアーです。

 赤門は元々加賀藩江戸屋敷の門。重要文化財です。

 こちらは正門。

 東大のシンボル、銀杏並木です。この正門は西に向いているので夕日が美しかったのですが、正門前に高層ビルが建って見えなくなってしまいました。秋には近所の人が銀杏を拾いに来ます。

 「帝大下水」と書かれたマンホールの蓋。

 赤門に続いて観光コースの安田講堂。他にも同じような観光客が何組も散策していました。現在の大学の規模に比べて狭いので、例えば入学式などは日本武道館を借りて開催しており、講堂としての実用的な意味はあまりありません。

 広場の地下が食堂になっています。日曜日にしてはメニューも豊富だし、東京のこの辺で食事することを考えれば、空いていて安いのは有難いですね。

 520円のC定食。器や盛り付けが昔と違って垢抜けた感じで、私の記憶にある大学生協の食堂とはちょっと違います。ここで380円のひれかつ定食をよく食べたなあ。

 配膳口の近くでグループで楽しそうに食べてるのが観光客。隅っこで一人か二人で面白くなさそうに食べてるのが東大関係者。日曜日に出てきて仕事してる人にとっては、毎日メニューの変わらない食堂で食べるのは生理上の義務に近い感じですから。
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