5月に行ったばかりのソウルに、今度はママのお腹から出てきた極楽息子(小)も連れて4人で行くことになりました。3ヶ月にもならない赤ちゃんと海外旅行なんて心配でもありますが、せっかく極楽妻がスーパーの懸賞で大当たりした「縁起物」ですし、子供の追加もOKということなので思い切って出発です。
実は直前まで台風13号が気になって、本当に行けるのかどうかわかりませんでした。強い台風が、ちょうど通せんぼをするように名古屋とソウルの間に居座っていたものですから。途中から速度を上げて北北東に抜けてくれたのでほっとしました。伝記のリンドバーグに心酔している極楽息子(大)は、「嵐のときはリンドバーグみたいに飛べばいいんだよ」と言ってくれましたが。
飛行機の中ではこんな感じです。飛行機が小型で赤ちゃん用の装備がなかったので、ずっと抱いていました。
ツアーの最初は「冬のソナタ」の舞台となった中央高校です。ドラマの方は見たことがないのでよくわかりません。この辺は落ち着いた住宅街で、高校も伝統を感じさせます。昔は進学校だったらしいですが、今は「普通の男子校」と聞きました。
こっちも「冬のソナタ」の舞台らしいんですが、詳しいことはわかりません。ツアー客が順番に写真を撮っている傍を、地元のお爺さんが思い切り唾を吐いて通り過ぎました。まあ、世の中にはいろんな人がいますから。
ロッテ免税店でばてている極楽息子(大)に、紫水晶売り場の店員さんがジュースをくれました。旅先での親切は本当に嬉しいですね。
夕食は定番のカルビです。オプショナルツアー扱いなので、バスで送迎付き。ガイドブックなどには載ってない店なので、ハングルの読めない極楽家が自力で行こうとしてもまず無理でしょう。
この赤銅色の焼き網がこの店の特徴みたいです。ツアーなので情報がなくてもそこそこの店に行けるのは利点ですが、時間がほぼ決まっているので少しせわしいです。
極楽家はすぐホテルに送ってもらいましたが、他の参加者はソウルタワーやカジノなど、それぞれ夜の街に散って行きました。
今回のツアーは、何十万通もの応募から数十ペアが当選という人気ぶり。しっかり当てた豪腕ぶりは見事です。これは「私が当てたんだから!」という自信の表情でしょうか。
梨泰院(イテウォン)のクラウンホテルが今回の宿です。「新館」と書いてありましたがずいぶん古い建物で、ロココ調なのか何なのか、装飾過剰の室内がよく見ると安っぽくて、間違っても豪華には見えないところがご愛嬌。
「ソウルナビ」の口コミでは「虫に注意」とありましたが、具体的には不明でした。実際に寝てみると、どこから入って来るのか蚊が多いんです。網のない換気口があるのか、廊下からドアのアンダーカットを通って入るのか、かなり気になりました。テレビの横に大型の殺虫スプレーがでん、と置いてありましたけど、赤ちゃんがいるので簡単には使えません。
ここに泊まるなら、日本からノーマットなどを持って行くのがいいでしょう。韓国の電灯線は220Vでプラグの形も日本と違いますが、この部屋は「新館」だけあって、窓側に取って付けたようなA型のコンセント(電圧は110Vと思われる)がありました。ハンディカムやデジカメの充電はこれで万全です。
なぜか熱心にハングルの勉強を始めました。ガイドブックから適当に拾って写しているだけのようですが、現地ガイドの睦(モク)さんに手紙を書いたらしいです。