いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

暖かく過ごすには

2005年11月21日 | 極楽日記
 極楽家は築14年の中古住宅で、断熱の仕様は当時の住宅金融公庫融資基準です。窓ガラスは1枚、アルミサッシ、壁には50mmのグラスウールが入ってれば良し。寒ければ暖房すればいいでしょう、という建物です。

 そこで、10月25日にも書いたとおり、せめて窓からの熱損失を何とかしよう、とポリエチレンシート「ぷちぷち君」を貼りまくり、ひとまず効果はあったかなと思っていました。ところが、11月も後半に入ると、これでは不十分だったんです。せっかく入れた浴室暖房機もあまり効かず、暖気も冷たいタイルに吸い込まれるばかり。空しい。

 名古屋の冬ってこんなに寒かったんだな。よし、また(金を掛けずに)対策だ!と極楽親父が家族のために立ち上がります。夜にドアや窓に近づいてみると、風速を感じるほどの冷たい空気の流れがわかります。アルミサッシに触ってみると本当に冷たい。ガラス部分はシートで覆ったので冷たさを感じませんが、サッシ部分が問題だったのです。

 結露防止テープなどを作っている「ニトムズ」の商品説明を見ると、一般にガラスから60%、サッシから40%の熱が逃げると書いてあります。そうか。60%だけ塞いで喜んでたんだ。それじゃ残りも何とかしようじゃありませんか。

 まず入浴時に寒いと苦情の多いバスルームと脱衣場から対策することにしました。たいした風呂でもないのに小窓が3枚、脱衣場にも1枚。今度はガラス部分じゃなくて、内側にある網戸部分にべったりとポリエチレンシートを貼り付け、冷たいアルミの枠が室内に露出しないように。

 あまりに不細工で写真を出せないのが残念ですが、結果は成功です。やっぱり物理学は正しかった。元気のなかった浴室暖房機が力を取り戻し、何とか暖かく入浴できるようになり一安心しました。

 それにしても、「住まいは夏を旨にすべし」などと聞いてきた常識が何と当てにならないことか。来年以降はもう少しスマートな方法で暖かく住めるように考えようと思います。
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