いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

取り残された遊園地

2007年07月03日 | 極楽日記(日帰り)

 プールの内覧会のついでに、もちろん特別展示も見ましたよ。極楽息子(大)の大好きなポケモンです。

 今回の展示はどちらかと言えば小さい子向けでした。

 遅くなりましたが昼食です。暑いのにラーメンが食べたいとか言うものだから、仕方なく付き合いました。カップラーメンに毛が生えたようなまずいラーメンで600円。高級ラーメンブームでラーメンの相場が全体に高くなっているのは事実ですが、こんなお手軽ラーメンまで高価格にする説得力はありません。次からはコンビニで弁当買って来よう、というのが普通の客の反応だと思います。

 午後は遊園地(モンパ)の乗り物で遊びます。回転する飛行機は鈴鹿でも乗りましたが、モンパのは自分で上下できません。やっぱり対象が小さな子のようです。

 自由軌道や変化に富むコースのものがほとんどなくて、お手軽な回転式の乗り物が多いですね。これは下に水があるだけで、ボートはほとんど水に浸かっていません。動いても航跡ができないので、船に乗っている雰囲気は希薄です。多分、水の抵抗を減らすためなんでしょうが、もう少し工夫して欲しかったな。

 中はこんな感じです。ミシシッピ河などの伝統的な外輪船を模しているのでしょう。自分で操縦する余地がないのは、モータースポーツの楽しみをテーマにする鈴鹿サーキットとの根本的な違いです。

 これはさすがに300円がもったいないと思いました。イルカに乗って狭いコースを1周するだけ。コースも短いし動きものろい。これで喜ぶのは3歳まででしょう。

 少しは操縦できるものに乗ろうと思って、レール式の自転車とゴーカートに乗りました。自転車はシートの位置を調節できないので、大人が乗ると窮屈です。どうせ漕がないでも上りは引っ張り上げてくれるので、力の入れようがありません。これを見ていると、反動で伊豆のサイクルスポーツセンターにでも連れて行ってやりたくなりました。

 これは廃車ですが、ちゃんと動くゴーカートに乗りました。きれいに塗装して子供が喜ぶような車を展示すればいいのに、やっぱり名鉄の考えることはけち臭い。運転できるのは身長130cmからなので極楽息子(大)にはまだ無理です。2人乗りカートの助手席に乗ってもらいました。コースが短いし追い越しはできないし、単調でつまらないな。まあ、鈴鹿と比べちゃいけないんでしょうが。

 モンパへの評価はどうしても辛いものにならざるを得ません。遊具の1つ1つを鈴鹿と比べてどうこうと言うより、絶叫マシンの集客に頼って他の遊具やサービスの改善を進めて来なかったつけが回ってきているというのが正直な感想です。ことごとく時代遅れの乗り物やまずい食事、子供を楽しませようという意欲に欠けるサービス体制は、放っておいても客が入った昭和40年代から本質的に変わっていません。絶叫マシンに逆風が吹き始めた現在、この営業姿勢でモンパが生き残れるかどうかは厳しいところと考えます。少なくとも極楽息子(大)についてはモンパを卒業したと思っています。
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