極楽息子(大)の修学旅行は山陽地方でした。
爆発時はこの原爆ドームの周囲、爆心地から半径2kmがほぼ塵芥と化していたわけです。その後の広島は奇跡の復興を遂げ、「50-70年は草も生えない」と言われた中心部も緑豊かな近代都市になっています。
広島の次は宮島。瑞雲のたなびく空を背景に、清盛の夢見た浄土が再現されています。
丹塗りも鮮やかな回廊を、作業着みたいな制服を着た中学生男子がどたどたと歩き回っています。貴族文化の雰囲気が少しは感じられたでしょうかね?
風雨に曝されて傷みを隠せない能舞台。これは江戸時代の建立で重要文化財。厳島神社本来の舞台としては、国宝の高舞台と平舞台が知られています。
東から西へ、次は山口で秋芳洞見学です。たくさん写真を撮ってありましたが、コンパクトカメラのフラッシュでは難しい条件なので、鍾乳洞らしい風景が撮れているのはあまりありませんでした。
こんな質素な建物。
これが歴史に名高い松下村塾。吉田松陰がここで講義したのは1年ほどで、建物からわかるように塾生も多くはなかったのですが、その中から伊藤博文や山県有朋などの元勲を輩出しました。
3泊4日の旅行のお土産です。食べてばかりいたので少し太って帰ったようです。