これだけ大きく撮ると怪物みたいですが、アゲハの幼虫です。4令までは白黒のさえない色ですが、5令になると一転して鮮やかな緑色になります。これが終令幼虫で、十分に成長すると蛹になります。順調なら美しいアゲハ蝶がもうすぐ見られるわけです。
困ったのは、小さなスダチの木に幼虫がいっぱい繁殖してしまったこと。5令は体も大きく食べる量が多いので、このままではほとんど丸坊主でしょうね。何年か前にもひどい食害を受けたため、木の成長が悪くて心配しているのです。でも極楽息子(小)が幼虫をとても気に入って、庭に出るたびに見に行っているので、当面は我慢して置いておこうと思います。全部羽化したら、ネットを張って防御しておかないと。