いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

HDDの故障じゃないなら

2012年08月06日 | 極楽日記
 自宅で使っていたPCの修理が先行き不透明です。PCが壊れるとしたらHDDだろうという確率論から、まずは交換簡単なストレージに注目して、SSDを買い足す方法で安く収めようとしたのですが、失敗でした。何回起動を試みても、SSDを認識してくれません。HDDが壊れたんじゃなくて、HDDを認識する仕組みが壊れているということで、これは厄介なことになりました。

 PCの寿命を延ばそうと思ったら、まずは使わないことでしょうが、これは身も蓋もありません。まともに考えれば熱対策です。HDDもマザーボードも、温度が高くなるほど寿命が短くなるという経験則はよく知られています。だからこそ、2008年春の時点で、

1:小型筐体ではなく余裕のあるミッドタワーを選択。

2:電源は無駄のない80PLUS表示のあるもの(AcBelの永久保証品)。

3:ファンは14cmと8cmの2つ。

4:マザーボードは電源供給に留意しており、コンデンサも日本製を採用しているASUS P5K proを採用。

5:CPUはQ9300で、TDPは95W。省エネ型とは言えないが、極端に多くもない。

と、自分なりに信頼性を確保しようとはしたのですが、仕方がないですね。その前に使っていたDell XPS T450が1999年から2008年まで9年も稼動したので、今回もSSD追加だけで延命できるかと期待したんですが。

 対応としては、少なくともマザーボードの交換です。P5Kシリーズはベストセラーなので、今でも中古で手に入りますが、古いマザーボードの取り外しと、CPUやクーラーの分解、再取り付けを考えると新品作製以上の手間であり、それだけトラブルも予想されます。CPUクーラーなど固着して簡単に外れそうもないですから。しかも組み上がったところで元と同じ性能では、夜更かしする気力が湧きません。

 いっそ新しいスペックのPCを入れて、古いHDDやグラフィックボード、Blu-rayを移設した方が効率的です。今回購入したSSDもそのまま起動ディスクに使えますし、Windows 7も現行バージョンなので、そのまま使えるでしょう。玄人志向のUSBボードにバンドルされていたDSP版ですから、このボードを使っている限りは本体が更新されてもライセンスが有効です。

 こんな考えになったのも、極楽息子(大)用のCeleron G530が、予想よりずっとストレスなく動いてくれるから。CPUのクロックは控え目でも、メモリやインターフェースは数年前の高級機以上に速いし、何より数年前は高嶺の花だったSSDが手軽に使えるようになったのはすごく大きいです。だからメインPCも折角なら新しい規格のマザーボードに乗り換えしたいですね。
コメント
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