いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

今度はショップブランドPCも

2008年02月29日 | 比べてみよう
 9年前のDell XPS-T450が普通のWeb閲覧にも苦しくなってきて、さすがに買い替えが必要なことが極楽妻にも認知されたようで、プリンタとソフトウェア込みで20-30万なら何とかなりそうな雲行きになってきました。これならかなり充実した買い物ができそうです。

 XPS-T450は本体とプレインストールされていたMS Officeで18万、当時は15インチの液晶モニタでも12万ほどしましたが、それでも安いと思いました。だって最初に買ったカシオFP-1100は本体が13万でCPUはZ80 (4MHz)、メモリ64KB、FDDはオプションで9万!次のNEC PC-9801Fはかなり値引いて30万弱。CPUは8086 (8MHz)、メモリ128KB、FDD2台。この時代は(今にしてみれば笑っちゃいますが)5MBとか10MBのHDDがやっと出始めた頃で、そんなのが数十万円もしていました。「Vistaならメモリは2GBで」なんて声を聞くと別世界に来たような気がします。

 何年かぶりにPC雑誌を買って見てみますと、今の売れ筋が少しずつ見えてきました。2-3GHzのマルチコアCPUに2GBのメモリ、大容量HDD、DVDドライブのコアシステムで10万弱、これに必要なインターフェースやモニタを足していけばいいのです。飛び抜けて高価なCore2ExtremeやマルチGPUなどに手を出さなければ、今回の予算で必要十分だと思います。

 今度もDellでいいかなと思っていたのですが、グラフィックボードやサウンドボードなど、自分好みのカスタマイズをしようと思ったら、ドスパラなど小回りの利くショップブランドの方が有利なように思われてきました。企業への大量販売が主体のDellと違って、こうした中小のショップは個人客がほとんどですから、ニーズの汲み上げと対応が迅速です。具体的に欲しいのは本体の静音化と選択の幅が広いモニタ、オンキョーのサウンドボード、データ用HDDなどです。

 こうしたPCショップでプリンタも扱っていますが、意外に安くないのでこれは名古屋駅西のビックカメラでお世話になりましょう。候補は操作性とプリント画質に定評があり、スキャナ機能が充実したCanon PIXUS MP970あるいはエプソンPM-T960です。フォーカスのいいCCDタイプのスキャナを利用して古い写真をデータ化しようと思います。どちらも嵩張りますが、地下鉄が混んでいなければ根性で持って帰れるでしょう。

 ブラザーMFC-5100Jを引退させるとファックス機能がなくなってしまいますが、リサイクルショップあたりで単機能のファックスでも探して来ようと思います。ビジネス用ならファックス付きのプリンタがないではないですが、かなり高価です。店を経営しているならともかく、家庭で年に数回、超低速の電話回線で手書き文書をやり取りするためにお金を出すのは無駄が大きいです。しかも極楽家はIP電話なので、高速の光回線を使って仮想的に低速の電話回線を運用しているわけですから。

 後は購入時期ですね。MFC-5100Jのインクが何本か残っていますし、新しいクアッドコアCPUの噂もあるので、1-2ヶ月は待ってみようと思います。一般用途にはクロックの速いデュアルコアで十分でしょうが、撮り貯めたHDVを整理するにはエンコードが速い方がいいでしょうし、近い将来にブルーレイ作成にも手を出す予定ですので。
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