雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

ええっ!なのか、やっぱり、なのか

2019-12-25 23:21:33 | Weblog

 今年は保存車の解体事案が例年に増して相次いだような気がしますが、年の瀬も最後になってまた大きなニュースが飛び込んできました。

 あちこち覗いてみると、どうして?と言う声が多い様な気もしますが、近年現地に足を運んだことのある方なら、ああやっぱり、と感じた方も居られることと思います。

(旧加悦町)役場を建て替えたいから旧加悦駅の土地を譲ってくれ→(カヤ興産)移転先はどうするの?→(町)お宅、大江山の麓に広大な土地をもっているよね?→(カヤ)あんな場所に移して客来るの?→(町)隣に道の駅も造るし、天橋立に行く通り道だから、結構立ち寄ってくれるんじゃ?→(カヤ)じゃ、まあ良いか...→で、その後に新道開通でメインルートから外れてしまい来訪客激減、それじゃ怒りたくもなりますわな。

国内有数の規模を誇る保存鉄道というハードを十分活用できてないと言うか、一部の濃い人たち以外にはもう一度行きたい、と思わせるような仕掛けに欠けている様な気もしますし、親会社の社会貢献事業の一環としても、400円と言う入場料は安すぎるのでは? 京都鉄道博物館やトヨタ博物館でも1200円とか取っているし、ジャンルは違うけど、僻地度では加悦谷と大差ないのに2000円以上取っている足立美術館なんてのもあるのだから、展示のクオリティを保つためにそれなりの料金を徴収することを考えた方が、結果的には満足度が高くなった(と共に、親会社から横槍を入れられない最低程度の収益を上げるためにも)のでは、と思いましたが...

    

蒸機はもとより、明治、大正期の古典客車がこれだけ揃っていたものが散逸するのは非常に惜しいところですし、この辺りは存在自体、先行きが案じられます。

カネ落としていない外野があーだこーだ文句付けてんじゃねーよ、とか聞こえてきそうですが、現状カネを落とす場所が皆無に近い訳で…(億単位の金をポンと出せるような人は別でしょうが)


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