雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

価値観は時代と共に…

2015-02-01 12:07:04 | 撮り鉄日記

 この世の中で支配的な価値観は時代と共に移ろい行くものである。今は付加価値とされているものでも、何年か後には言うまでも無く当たり前になっているかも知れないし、逆に廃れて「えっ、そんなのあったの?」となるかも知れません。単に「カメラ」と言うと10年位前まではフィルムカメラを指し、デジタル機はわざわざ「デジ」、「デジタル」と注釈を入れねばならなかったのに、今では「カメラ」=「デジカメ」で、フィルム機はわざわざ「フィルムカメラ」と呼ばなくてばならぬほど特殊なものになってしまった様に。

「森永ホモ牛乳」の「ホモ」とは、勿論均質化処理(ホモジナイズド)=不揃いな脂肪粒子を粉砕して均質にすること、です。詳しくはこのあたりで。昭和40年代頃までは、保存性が良くクリームが分離しないホモジナイズド牛乳は最先端の付加価値のある牛乳だから、わざわざ商品名に表示してあったのが、それが当たり前になり、市場に出回る牛乳のほとんどがこれになると、商品名からは徐々に姿を消して行ったという訳ですね。(その間、「ホモ」に別の意味が浸透していったのもありますがw) 今では逆に自然な風味を求める消費者の嗜好の変化に応え、ホモジナイズドしていない牛乳、つまり「ノンホモ」が付加価値を示す言葉になっています。

看板の主は越中大門駅前の牛乳屋です。隣の「RC」と言うのも気になります。何かの清涼飲料のブランドでしょうか?

 

この駅は他にも木造駅舎や、隣接する紡績会社の貨物ホームとかが良い感じです。


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