長崎電軌の動態保存車解体とか、ED14やED38が今まさに抹殺されようとしているとか伝え聞く昨今、海の向こうからこんな話題が。
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川崎丸窓電機の一員である満鉄「デキイ」形のうち2輌がが2013年まで大連の石炭埠頭で使われていたことも驚きですが。更に1輌が修復保存されていると聞きびっくり。20年以上前にそれらしき廃車体が某製鉄所構内に放置されていたのを目撃したという話(多分これは後年撫順に転じた3輌のうちどれかなのでしょう)をどこかで読んだ記憶があるので、とっくの昔に無くなっているものと思い込んでいたので。一度実見してみたいという思いと共に(大連は他にも旧い日本型路面電車が健在だったり、見どころも多いし)、何だかこう言う分野でも日本は中国に凌駕されつつあるのに悲しくもあり。大陸では文革で抹殺された古代中国の遺産の一端が日本でしか見ることが出来ないように、日本の近代化遺産のリアルな姿は中国東北部でしか見ることが出来なくなる日も近いかも知れません。
川崎丸窓は私も好きな題材なので、夢屋のキットは全部確保していますが、未だ積んだままです。岳南ED281は多分直接予約した人しか手に入れられなかった様で、店頭やオークションでも一度も見たことがありません。デキイは流石に出してくれるところは無いでしょうか…