阪堺のリバイバルカラー電車、過去の例から言っても、しばらくすると警察の防犯、交通安全キャンペーンや南海グループの広告ラッピングがされてしまうケースが大半なので(まあこれらしか使える非広告車が無いので仕方ないのでしょうが)、166号金太郎の期間限定ラッピングが解除されるのを待って行ってみたらこの体たらくで。505号金太郎も例に漏れず早速残念な姿に変わり果てていましたし。前回行きそびれたので、またもう一回撮影会開催してくれないかな…年1回の一般公開は期待出来ないので。
仕方ないので、浜寺公園に保存される大阪市電崩れでも見に行きました。この場所は公園敷地の南端に近いので、浜寺公園前からだと結構遠いです。むしろ羽衣駅の方が近いですね。
各部は南海仕様に改装され、パッと見にはモ161みたいに見えますが、最大の識別点は前面のシルヘッダーが無いことでしょうか。前照灯も南海標準品の尻が丸いタイプです。
室内はシートがオリジナルじゃ無いし、テーブルが設置されていたりします。直ぐ近くなんだから阪堺に色見本位拝借してくれば良いのに変な色に塗られているとか、言いたいことはありますが、最近ちゃんと修繕されただけ良しとしなければなんでしょうが。
本線の浜寺公園駅旧駅舎は曳家の準備中で、駅舎はプレハブの仮駅舎に移転済みです。丸形ポストも引き続き仮駅舎前に移設され、旧駅舎が移設完了後は元に戻るのでしょうか?
(2018年3月11日)