雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

17公尺鋼體客車

2020-02-08 11:04:53 | 外国型

 臺灣客車どうなった?と言う事で、一応少しだけ進めています。ついでに日本の17m切妻客車も、こうしてみるとどれも一筋縄で行かない曲者ばかりですね…

妻面に省略されていた昇降手摺を追加してみました。テールライトは標識円盤(昔のJNRのと全く同型。臺灣鐵路ではこれが最近のEMU700新型電車迄標準装備)はキットに入っているのですが、テールライト本体が何故か含まれていません。まあ銀河かタヴァサので用は足りるか、と思って近場の模型屋を探してもどこにも置いていません。心当たりを何軒か回ってようやっとタヴァサの客車用を確保しましたが、最近こういった汎用パーツの入手難が顕著な気がします。特定の車輛(大抵私の興味の対象外)にしか使えない専用パーツは店頭に溢れているのですが…

ついでのスニ73と片上ホハフ2000。スニはキングスホビー閉店セールで手に入れた塩漬け物件ですが、オエ70として組むつもり。資料によるとかなり個体差があるようですが、扉上の水切りは一直線に、あと省略されているクツズリも0.8x0.2帯板で取付。良く見ると取付位置がずれたり微妙に傾いたりしていますが、実車写真でも時節柄工作が粗雑で、ちゃんと真っ直ぐ付いていない様に見える場合も多いので気にしない? 片上は素組です。どちらも修正が必要な個所は少なくサクサク組めます。強いて言うならスニ73の屋上にある水タンク給水口に貼り重ねるパーツが極小で紛失注意(しかも予備が入っていない。まあオエ70として組むなら、後天的に撤去された個体もあるし、適当な真鍮の端切れで自作しても訳ないですが)なのと、片上のプラ屋根の加工が面倒な位ですが。

スニ73の台枠は標準ではモハ30由来の魚腹台枠ですが、説明書によるとモハ31やクハ65復旧車の長型台枠にするには、真鍮帯材で自作しろとあるけど、実際には注釈が無いだけでパーツ自体はランナーに入っています。作ろうとしている個体はモハ31改なので、勿論こちらのオプションを使います。因みに種車がクハ65の個体だと、更に全長が少し短いと言う罠があります。

片鉄ホハフは、かつての横長時代のGMカタログでショーティ客車の実例として、臺灣鐵路SP32100(JNRオハ35の17mショーティ)と並んで紹介されていたのも懐かしいですね。オハ61プラキットのキットバッシュに格好のネタ、と思いきやデッキの手摺に悩むことになりましたが…臺鐵SP32100は、やはり実在したシングルルーフのオハ31系(長型台枠でリベットも少ないので、実態はスハ32のショーティに近いのですが、側面の見付けはオハ31そのもの)や、同系の1/2等合造車を改造した17m展望車とかも欲しいところですが。


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