雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

また積み上がる

2022-09-18 23:35:22 | Weblog

 最近あまり十出来ない反動なのか、神保町に出かける度に何冊かずつ本が増えていく...いい加減ちゃんと整理することを考えなくてはいけないのに、と思いつつも。でもネット上の情報はどんなに内容の濃い研究成果でも簡単に消えてしまうけど、紙媒体なら燃やしたりしない限りとりあえず手元には残りますし。

これは少し昔の西武電車が好きな方なら買うべしでしょう。この内容で4400円なら安いと思いますし。でも、どこかで見たことのあるスタイルだな…

私鉄電車が好きな昭和のおじさんなら書棚に1冊はある?これのオマージュ、と言うか、これの著者自体、40年以上前にこちらのレイアウトも担当してるじゃん。因みに私は幼稚園児だった当時、誕生日プレゼントに何が欲しい?と親に聞かれて、これをリクエストしたクソ生意気なガキでした。

たまにはちょっと毛色の違ったものも読んでみたくなり。食文化が貧弱だと言われる英国ですが、これを見る限り、車内サービスで提供される食事は美味しそうじゃん、と。日本の「移動手段として普通に乗れる」列車での供食サービスが年々貧弱になる一方なので、ちょっと羨ましく思います。車内での食事を売りにしているクルーズトレインや観光列車は既に移動するという機能をほぼ放棄しているし、「食事の調達はエキナカが便利ですよ」とか言われても、それは一部の大都市のターミナル駅を発着する場合だけですよね。車内販売も縮小、ホームの立食スタンドも売店も姿を消しつつあり、「旅行途中」で飲食物を調達することが年々困難になっているし。勿論、鉄道輸送サービス全体で見れば、日本の鉄道は定時性や安全性、先進国では例外的にローカル線網が維持されているなど、優れた面も多いのは承知していますが、こと供食サービスに関してはもうちょっと工夫の余地が無いのかな?と思ってしまいます。現状では例えれば「LCCか豪華クルーズ客船か」でその中間が無い両極端な選択肢しか無いですし。