雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

筑波嶺の麓

2022-05-09 00:25:19 | 地方私鉄(関東)

 友人からの頼まれ仕事をきっかけに手を付けた題材(そのせいで本題のご依頼品がなかなか進みません。ごめんなさい!)、まだ一つ難題が残っています。

これをやりたいがために温めてきたネタなのですが、どうしても避けて通ることが出来ない1輌、旧雄別のキハ811/812が問題で。鉄コレで出そうで出なかったので、KSのコンバージョンキットと鉄コレの津軽24021を組み合わせて作ろうかなと考えたのですが、これを強度を確保しつつ奇麗に仕上げるのは、かなりヘビーな仕事になりそうなので、津軽の窓の天地寸法を0.5mm詰める方が簡単なのでは?(同じ1段上昇窓ですが、雄別は津軽より天地寸法が小さいです。丁度キハ58と北海道用のキハ56の関係に近いかな)と思い始めましたが…

そう言えば津軽24021は便所無し、そして雄別104はある。で、国鉄キハ20でもそうですが、便所があるサイドのみ、乗務員扉が端に寄っているんですよね。筑波に行った後は便所は撤去されましたが、外見上は変化はありませんでした。なので、単純に乗務員扉後の客窓を1個埋めて便所窓を開け直すだけではエラーになります。で、国鉄キハ20から便所窓~乗務員扉部分を切り抜いて、切り接げば良いのでは?と思うと、今度は乗務員扉の位置が津軽/雄別の方が高く(キハ20系の極寒地仕様は暖地仕様に比べ乗務員室床面自体が少し嵩上げされており、国鉄キハ22も同様です)、ついでに便所窓の位置も国鉄キハ20よりずれているおまけ付き...

左から雄別キハ49200Y、津軽キハ24021、国鉄キハ20改め茨城交通キハ20。津軽のみ前面窓の位置が高いのが判るでしょうか? 雄別キハ104→筑波キハ811も顔は津軽に準じますが、幌枠が無いのと、前照灯がシールドビームになります。