雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

観光公害

2019-07-21 21:36:53 | Weblog

 日本各地の観光地で、急増した外国人観光客と地元住民との軋轢が報じられていますが、確かに最近はどこに行っても外国人良く見ますね…住んでいるのがYナンバーのクルマが普通に走っている米軍施設の近くだと、ある程度慣れっこですが、今まで外人なんて滅多に目にすることの無かった田舎までどんどん彼らは進出しているので、困惑するのも無理はないんでしょうが。

訪問者が増えると、招かれざる、と言うかお行儀悪い方々も混在する確率も上昇する訳で。日本の観光地での入場料や拝観料の類の各種料金は国際的にみると安い部類だそうなので、もう少し値上げしても良いのではと思います。ホテルでもレストラン、飛行機や高速バスに至るまで、結局安いところにはそれなりの人間しか集まらないと言うのも真理でしょうから。

寺社仏閣(キリスト教の教会とかも含む)は聖域と言えるのだから、拝観にはそれなりの敬意を払うべき、極端にカジュアルな格好で来る訪問者は門前払いしても良いんじゃないかなー。でもドレスコードを設定している所は特別拝観以外はほとんど無いような。

観光地でも、普通にそこを生活の場としている人々がいると言う事は忘れてはなりません。ここは交通手段が海路に限られると言う事で物理的にある程度訪問者数が絞られるから未だマシですが、京都や鎌倉は入口までの間口が広く、街のインフラのキャパシティをはるかに超える人数を押し込めるので事態は深刻です。訪問者を絞り込む施策を取らない限り、結局は誰にも見向きされなくなる末路が見えます。

 

夜になると昼の喧騒はどこにやら、一気に静かになるのは、隔絶立地ならでは。上高地や立山室堂もそうだけど、早朝にかけて静かな名所を独占できるのも、多少割高な料金を払ってそこに宿泊した者の特権でしょうね。