雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

ペラペラだけどハード

2013-07-13 20:31:19 | 地方私鉄(近畿)

 JNMAで拾ってきたマスピの淡路モハ1003、車体部材が極薄の洋白をエッチングしているものだから、外板はご覧の通り反り返ってしまっています。幸い内張りはしっかりとしているので、まず外板と内張りを張り合わせてから、シルヘッダーを貼った方が良いと思います。最初、貼り合わせ前の外板にシルヘッダーを半田付けしましたが、外板はペラペラで反り返り、シルヘッダーもやはり反り返っているので真っ直ぐ貼るのに困難を極めます。それに懲りてもう片方は前述の通り、内張りを貼ってからにしました。悪戦苦闘の末、何とか形にはなりましたが、良く見るとあちこち曲がって付いています。まあ実車も末期は歪みが目立っていたので、まあ良いかな…

前面はロスト、やはり結構歪んでおり、だましだまし修正する必要あり。側面には極薄の板を使って窓周りのシャープな表現に拘ったんだから、ここもロスト使わず板を曲げた方が良かったような…作り易さを重視するなら、側面はもっと板厚を厚くして、割り切ってシルヘッダーは一段表現にするか、二重エッチングにした方が良い様な。

本当は北鉄も3輛位箱に組みたいところでしたが、これに3時間以上悪戦苦闘したせいで、あと3711を1輛組んだだけで力尽き…対し、台所の3711はパーツの切り離しからスタートして1時間弱で箱になりました。後、恒例のオデコの修正やディテール工作はありますが。マスピの淡路と組み比べて痛感しましたが、台所の車体素材は、組む人の技量に合わせて楽しめる、シンプルで素性の良い材料を提供すると言うポリシーが終始貫かれているのが好感が持てます。