雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

今年で50周年

2012-09-25 21:51:49 | 撮り鉄日記

 南海6001初期車の落成は昭和37(1962)年なので、今年で50歳、はるかに旧い電車だと思っていた貴志川線の1201形が引退したのが1995年、最も若い1241が1942年製で享年53歳なので、もうすぐこれに迫ると思うと感慨深いものが。東急7000、京王井の頭3000と初期バッド系オールステンレス車3兄弟はいずれも長寿ですが、幹線系に留まって第一線で活躍するのはこれだけです。某Eの様に車齢10年に満たないステンレス車を100輛以上あっさり捨てられる程裕福では無い会社と言う事情はありますが、メンテナンスフリーで長持ちするという導入当初の目的は十二分に達せられた、当時としては思い切った投資は無駄では無かったと言えるでしょう。

 取りあえず今のところ具体的な置き換え計画は無い様で、入手が困難になっているであろう部品は先に廃車が進んでいる南海線7001系との共食いで暫くは凌げそうですが、高野線に行けばバンバン走っている今から記録しておく方が良いかと。ボロの溜まり場と揶揄された京阪神圏のJRローカル電車も、振り向いてみればこの世代の電車は殆ど全滅してますし・・・

(2012年9月23日 南海高野線 我孫子前-浅香山)