雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

新兵器投入

2010-10-03 10:42:43 | 模型工作全般
 温度制御機構付きハイテクハンダゴテ、鉛フリー化の進展に伴い普及が進んだ結果、価格もこなれて一般趣味者にも手に届くようになってきたので、ようやく当方でも導入しました。

 少し試したところ、電源を入れてから設定温度に達するまでの時間が短い(設定250℃だと、数秒で設定温度に達する)のは非常に快適です。最初にダイヤルで設定しておくだけで、設定温度をずっと保持してくれるのは、今までコテ先がオーバーヒートして焼けないようにスライド抵抗こまめに調整したり、手動で電源ON/OFFを繰り返したりしていたことを考えると大変な進歩です。肉厚なロストパーツが出現しても、機械が温度低下を察知して勝手にパワーを上げて温度回復してくれるし、他の作業をしている間に温度が上がり過ぎる心配も無いし、この値段ならもう少し普及しても良いのかなと思いますが、ハンダでブラスモデルを組む人たちってどちらかと言うと保守的な人種が多いのか、この手のコテを鉄道模型店で扱っているのを見たことがありません。

 合成樹脂接着剤やパテの世界が、モデラーレベルでも近年の進化は素材レベル、その利用テクニックに於いても目覚ましいのに、こちらは十年一日な世界なんでしょうか…