雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

ワム90000

2010-08-22 15:13:15 | 国鉄型
 待望の?Tomixのワム90000とポム1が発売されました。

 かつて香港製で製品化されていた形式(当時はワム23000として販売)のリバイバルシリーズ?ですが、流石に最新製品だけあり、モールドの繊細さや転がりの軽さにおいて、昔の香港製品とは隔世の感があります。まあ十数年前からKATO製品があったけど、スケール的に微妙、という声も多かったので、早速比較…



 同社の機関車やワム80000のイメージからか、この形式も「KATOはデカい」と散々言われてきましたが、実際はどうなんでしょうか。並べて置いてみると、KATOの方が全高で0.5mm位高い様ですが、ワム80000ほど極端に異和感は無い気もします。車体自体は殆ど大きさの差は無いので(強いて言うならば、KATOの方が屋根の長さが前後方向に長めで、その分、全体的に0.3mm位長くなっていますが、誤差の範囲内だと思います) どちらかと言うと、下回りがオーバースケール気味なのが気になります。その点、Tomixは個人的には完璧に近いバランスだと思います。 これに限らず、KATOは足廻りを大きめに造る傾向がありますね(特にEF65リニューアルとか、車体は1/150に近くなったけど、台車が大きい様な気が…)

 あと、全体的にモールドがKATOより繊細になっており、KATOでは省略されていた外板溶接の継目まで再現されています。(継目のパターンは実車では製造年次により幾つかの相違があり、製品では比較的良く見るパターンで表現されています。) また、KATO製では上部ドアレールと屋根キャンバスの間に隙間が開いているのが気になります。



 初めてKATO製品を手に取った時、側ブレーキテコが再現されているのを見て感動したものですが、こうして最新のTomix製品と比較すると、至極あっさりとして見えると言うか、時代の流れを感じます。ただ、KD互換カプラーを標準とする当鉄道においては、他社カプラーとの互換性に乏しいミニカーブ対応の現行方式はマイナスポイントですが…(まあKATOも最近の製品は以前の規格と互換性を無くしてしまい頂けませんが…)

 結論として、Tomix製品は最新版らしく素晴らしい出来ですが、十数年前のKATO製品も、並べてじっと凝視しなければ、編成にして走らせる分には、殆ど違和感を感じないレベルでしょうか。

ジャンク

2010-08-22 14:32:35 | Weblog
 とあるカメラ屋のジャンクコーナー、AFコンパクトやシグマのズーム、旧い銀塩EOSとかに混じって、モードラの様な物体が投げこまれています。手に取って見てみると、結構珍しいPENTAXのモータードライブMX、 グリップが大破、シャッターボタンが欠品しているので、そのままでは使用不能なのは明白ですが、手持ちに同機種の不動品があるので、部品取り用にでもなれば、とレジにGO! 何せ1050円だし。

 帰宅後、手持ちのPENTAX MXボディとNi-CdパックLXを引っ張り出し、試しに装着して電源側のトリガーで操作してみると、ちゃんと巻き上げて、シングル、連写とも快調に動くじゃん・・・既に持っているのより調子良く動きます。やった、得したという気持ちと共に、これを捨てるなんて勿体ないなぁ、とも感じ…まあ25年位前に生産終了している機種で、補修部品も無く修理を受け付けてくれる業者も極めて少ないし、フィルムカメラ自体が急速に実用品から遠ざかっている昨今なので仕方ないんでしょうが、ウチでは外観綺麗な不動品とニコイチにして、最後まで有り難く使わせてもらうつもりです。