モデモの名鉄750やリトルジャパンの名鉄キット、鉄コレの床下機器をシリコーンで型を取り、エポキシ樹脂成型でコピーを作ろうとしたら、どうもシリコーンとエポキシ素材間の相性が悪く(良すぎて?)強力に接着してしまい外れなくなりました。強引に外そうとすれば、ご覧の有様で。
適切な離型剤の使用で問題は回避できるのか、それともエポキシを諦め、使い慣れた無発泡ポリウレタン樹脂で出直すか思案中…
余談ですが、名鉄モ750の主制御器「ES-155(東洋電機)」は、名岐鉄道で600形木造車から、揖斐・谷汲線でもお馴染みの700、750まで一貫して採用され、北鉄石川線旧型車の標準装備品でもあります。名鉄の中古車は当然これを付けて来ましたけど、モハ3710、3730、3750、3760の北鉄オリジナル車たちも後に、名鉄の廃車発生品流用で交換されています。昭和40年代初頭で、その路線を走る電車が自動加速電空カム軸制御に統一されていた地方私鉄はまだ少なかったのでは?(当時設備的に高水準を誇っていた、富山地鉄や長電ですら、一部のカルダン特急車を除きHL車が幅を利かせていましたし)
愛電デハ3300改め北鉄モハ3770など、更に主電動機も伊那電由来の芝浦SE-102/省MT-4(端子電圧600Vで78kw、750Vでは85kw)に交換されていたので、「超特急あさひ号」として走っていた愛電時代のHL制御、主電動機WH556-J(端子電圧750Vで78kw)より少しスペックアップ?