「シャチ」。海洋性哺乳類で、「ハクジラ亜目 マイルカ科」に属しており、特徴的な黒に白の模様を持っています。
「クジラ類」は水の抵抗を無くすために肌は、ゴムのようにツルツルで体毛は生えていないのですが、ヒゲクジラの一部の種類、「ナガスクジラ類」や「ミンククジラ」では「感覚毛」である「洞毛」が顎先に生えており、こちらは一生抜ける事は無いそうです。
「ハクジラ類」でもこの「洞毛」が「スナメリ」に確認されているのですが、こちらは生後しばらくの間しか生えておらず、成長すると抜けてしまうそうです。
そして、「シャチ」にもこの「洞毛」が生えているそうです。
この事を知ったのは「名古屋港水族館」の「スタッフブログ」でして、同館で飼育されている「シャチ」の「リン」が生後時に左右に3本づつ生えていたそうです。その後生後21日目には1本目が抜け、生後63日目で残りが1本になったそうです。そして生後79日目に飼育員さんがなでた時に最後の1本が抜けてしまったそうです。
この「洞毛」、ヒゲは大事に保管され、コレが「豊橋市自然史博物館」で「カイジュウ博2023-海で暮らす仲間たち-」で展示される事になったとの事で、見に行ってきました。
「豊橋市自然史博物館」は「のんほいパーク」内に併設されており、動植物園、博物館が入れる入園料600円に含まれています
私はこの「のんほいパーク」は以前2021年2月18日に行っているんですよね。なので今回は2回目。前回時間の都合で。「自然史博物館」は入っていないんですよね。
なので今回初になります。
「カイジュウ博2023-海で暮らす仲間たち-」は「特別企画展」となり、別途「700円」が必要になりますけど。
展示内容は「クジラ類」を中心として「アザラシ」や「セイウチ」なども紹介され、パネルと骨格標本を主とした展示ですね。
肝心の「シャチのヒゲ」ですが、珍しく貴重なモノの割にはほとんど紹介さておらず、ひっそりと展示されていました。それに「解説パネル」もA4サイズのが1枚だけでした。
実際の「洞毛」ですが、ホントに小さく、長さは1.5㎝ほど、そして太さは「ヒゲ」とあって、毛としては太い方になりますが。色が茶色がかっているので、保存容器から見つけるのも大変ですよ。
ともあれ、無事に見る事ができましたが、やはりもう少し物語性のあるような「コラム」が欲しかったですね。
それでは、本日の登場人物は「Creator Works」関連に登場する事が多く、最古参でもあるこの方。ハーフエルフの「アウディ・レムレス」さんです。「シャチ」が好きな「アウディ」さん。「シャチのヒゲ」が見られるという事で…。ちなみに背景が「名古屋港水族館」での「シャチのヒゲ」なのです。