こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

今日は「冬土用」なんですよ。

2023年01月17日 | 一般

 「土用」と聞くと多くの人は「夏じゃないの?」と思われるでしょうが、そもそも「土用」とは、「土旺用事」の略で元は「陰陽五行説」からきているのです。

 この「陰陽五行説」は中国が発祥の自然哲学の思想であり、「万物は火、水、木、金、土の5つから成る」という考え方からきています。

 「五行説」は季節においても適用したいところですが、いかんせん春夏秋冬と四季は4つしかありませんそこで、春は木、夏は火、秋は金、冬は水とし、余った土、すなわち「土用」はそれぞれの季節の前に置くことにしたのです。

 日付の割り当ては、一年365日を四季で割ると一つの季節が約91日。そして、一年を5で割ると一つの季節は約73日になりますから、四季の91日から5行の季節である73日を引くと18日になり、これにより、先ほどの「土用はそれぞれの季節の前に置く。という事で土用は各季節に18日、または19日となったのです。

 つまり、2月4日が「立春」ですから、その前日「2月3日」の「節分」から18日前である今日、1月17日から2月3日までが「土用」に当たるワケです。ただ、「立春」は年によって変わるので、それによって「土用」の期間も変化します。

 さて、夏では「うなぎ」が定番の食べ物となっていますが、冬土用と言いましょうか、「土用」全般に言えるのは、未の日に「ひ」の付く食べ物や、赤い食べ物を食べるのが良いそうですよ。また、うなぎも「夏」が旬と思われていますが、実際は秋から冬にかけてが一番脂のノリが良いので、この時期に食べるのも良いでしょう。ただ、この時期にうなぎってあまり見ませんけどね。

 「土用」自体「季節の変わり目」になるので、体調を崩しやすい時期でもありますから、栄養価の良い物を食べて、体をゆっくり休める期間ともいえますね。

 それでは本日の登場人物は、そんな「土用=うなぎ」から「夜のお供」な事になっている「間部 結華」さんです。この人達は体を休めるどころか夜通しシちゃうんでしょうね…。

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