たまになんですが、フト「○○って良いな~」って思い、絵を描く人間の性か、どうしても描きたくなるんですよ。
で、今日、ホントきっかけは無いのですが、「旗袍って良いな~」って思ってしまったわけです。
ココで「旗袍」ですが「なに?」と思われる方がほとんどだと思います。
旗袍(チーパオ・チャイナドレス)は、清時代の満州族女性の丈の長い衣装を元としています。
満州族とは万里の長城より北、中国北東部に居住していた民族で、250年続いた清代には満州族の中国全土の支配により漢民族にもその文化、習慣が大きく普及しました。
旗袍(チーパオ):チーパオの「チー」は北京語の口語で満州族のことを指し、17世紀に漢民族側へ侵略してきた「八旗」と呼ばれる満州族の軍隊、政府組織を意味しています。「パオ」は長い衣服の意味を持っています。今から60年ほど前の「民国時代」の旗袍で今では殆ど残っていないそうです。この時代の旗袍の特徴として、袖と胴体が一枚の生地で仕立てられてる。いわゆる一体成型。ちなみに今の旗袍は袖の部分が胴体部分に縫い付けられています。もう1つの民国時代の旗袍の特徴として、その高い襟が挙げられます。その高い襟には綿入りのシルク工芸ボタンが付き、旗袍に施された刺繍も全て手縫いで完成されています。この「民国時代」の旗袍で使用されている生地はシルク軟椴で、何年たってもその品質は変わる事は無いと言われています。
つまり「チャイナ・ドレス」なんですね。一部では「旗袍」が形を変えて「チャイナ・ドレス」になったとも言われています。
旗袍の魅力は何と言ってもその形でしょうね。優雅な感じと艶な感じを上品に出している。生地もシルクですからつややかで、キレイな柄が大抵は施されていますからね。「観光客用」のフリーサイズのは確かに安価に購入できますが、本格的な物は10万円くらいは軽くするようです。しかも「オーダーメイド」ですからね。機会があれば本格的に旗袍を描きたいですね。
それでは、本日の登場人物は似合うと思ったのでこの方、「四国犬」の「Cheifille」で「高知県四万十市」に在住の「実家」が「なぎなた道場」な「女子高生」の「香坂 咲輝」さん。マーガレットサイズですが、「咲輝」さんみたいな凛とした人には似合いますね。「咲輝」さん自体はなぜにこうなったか解っていないようですが…。ちなみにウチの「PC」は「ちーぱお」と入力し変換すると「旗袍」と出るようになっています。