こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

野鳥の命を守る工作会

2013年06月21日 | 自然観察

 台風4号は「温帯低気圧」になったものの、相変わらず、雨はシトシト降り続いていますね。そんなワケで、今月の「天文自然クラブ」は先月の時点から「雨」と言うことを見越して、「バードセーバー」を作る事になっていました。そして、今日。予定(?)通りに雨ですので「バードセーバー」を作る事になったのです。

 さて、「バードセーバー」とは何か?と言いますと、鳥が「窓ガラス等」にぶつかる、「バードストライク」を防ぐための物で「紙」で作られた「シール」や「張り紙状」の物で。多くは鳥の形、とくにタカ類やフクロウ類、「猛禽類」の形をしています。これは「小鳥は天敵である猛禽類のシルエットをさけるだろう」という考えがヒントになっているからだそうですよ。バードセーバーはガラスにはりつけて使用します。タカ類のシルエットは、おしゃれなワンポイントにもなり、景観を損ねることなく鳥の衝突死を防ぐことができます。ただ、コレも完全に防ぎきれるワケでは無く、条件的に効き難い場所もあるようです。

 なぜ鳥が「窓ガラス」にぶつかってしまうのでしょうか?パッと考えると、ガラスに気が付かないで、その「向こう」へ行こうとしてぶつかる」と想われるようでしょうが、実際は「ガラス」の「映り込み」によって、その向こうに行けると勘違いしてぶつかるそうです。ぶつかってしまった鳥はショックや骨折で死んでしまうのです。

 「久喜総合文化会館」は外が「ガラス張り」なので、小鳥が良くぶつかってしまうそうで、年間2~3件は確実に起こっているのです。なので「バードセーバー」の出番となるワケで早速「天文自然クラブ」で製作する運びとなったのです。

 まず、猛禽類、今回の場合は「鷹目」を中心に4枚配られシルエットに沿ってカッターで切り抜き、その後「ラミネーター」を施せば完了。作り方は結構簡単なんですよね。

早速皆さんで切りあう事なったのですが今回はあまり時間も無かったので、紙を4枚用意して大体の人が2枚を切り落とせる程度でしたね。私も取り合えず2枚はできましたよ。

 早速「久喜総合文化会館」の窓に貼るようですが、少々数が足らないようですので、今後も雨に日は「バードセーバー」作りになるでしょうかね?

 それでは、本日の登場人物は「天文自然クラブ」な話でしたので、この方。「非公認」の「久喜天体自然クラブ」のパッチに登場しているキャラクターである「天体」が好きで「宇宙」に憧れる「桜宮 ツアイシア」さん、通称「シア」さんです。雨の日でやる事があまり無いのですが、フトしたことで大騒ぎに…。でもコレだけでホントに鳥がぶつからなくなるのでしょうね。ちなみに背景が私が作った「バードセーバーです。

2013_06_21

コメント
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