こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

ここ最近連続で

2011年08月26日 | 天文・科学

 昨日は、新聞の一面に「NASA」のX線宇宙望遠鏡「スウィフト」が「りゅう座」の方向に突然強いX線を出す天体を発見ました。そして、この現象は「ISS」に搭載されている日本の「全天X線監視装置」である「MAXI」も観測し、「スウィフト」と「MAXI」が詳細を観測したのです。その後「電波望遠鏡」も用いた追観測が行われた結果判明したのが、「銀河の中心にあるブラックホールが恒星を飲み込んだ瞬間」である事が解ったのです。今まで理論上や想像では描かれた瞬間が、実際に世界で初めて捉えたものだったのです。

 「ブラックホール」に「恒星」が近づいていくと、当然の結果「強い重力」によって恒星がばらばらになり、ブラックホールへと落ち込んで行き、その破片はブラックホールの周りに円盤を形成して、円盤の極方向に「ジェット」が形成されるのです。今回観測されたX線もこのジェットからのモノと思われています。ちなみにこのブラックホールは地球から39億光年離れたところに位置いるそうですよ。

 そして、もう一つ「天体関係」では「はやぶさ」の「微粒子」の結果が分析終了したようで、「イトカワ」の事がだいぶ解ったようですね。何でも「イトカワ」は元は直径20kmほどの天体で、それが、小惑星同士の衝突で、バラバラになり、その破片が集まって出来たのが「イトカワ」なそうです。そのイトカワも10億年先には無くなるとかの話も出ていますね。

 あ、あと、地球軌道にも「トロヤ群」が見つかったそうですね。この「トロヤ群小惑星」とは、「別の天体の前方または後方の、重力的に安定した領域に位置する天体」で。ようは「ラグランジュポイント」に位置する「小惑星群」ですが、「重力的に安定した位置」にあるために、それぞれの天体は同じ軌道上にいながら、決して衝突することはないと言われています。 これまでに木星、海王星、火星の軌道上でトロヤ群は見つかっており、土星にはトロヤ衛星のグループがいくつか存在している事から「地球にもあると言われ、捜索されていました。今回見つかった地球のトロヤ群小惑星は、直径約300メートルで、地球の約8000万キロ前方に位置するそうです。

 それでは、本日の登場人物は、「天体」って事で、この方。現在「精霊士官学校」で「天象精霊」になるべく為に修業をしている「織河 天音」さんです。最近天体の話題が新聞の一面を連日で飾るなんて珍しいです事ですね。

2011_08_26

コメント
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