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こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

土星と木星、並んで見えるかな?

2020年12月23日 | 天文・科学

 今の時期、日の入り後の薄明時に南東の空低い所に、明るい星が見えます。明るさは-2等級と結構明るく目立ちますから、南東が開けている所なら簡単に見つけられると思います。それが「木星」。

 その木星を見つけて、よく見ると近くにもう一つ明るめの星があるのに気が付きませんか?

 隣り合っているもう一つの星は「0.7等級」と織姫星とおなじくらいの明るさである「土星」。

 そうです、現在「土星と木星」が大接近を超えた、「超大接近」しているのです。

 最接近は12月21日でその見かけの間隔はなんと「0.1°」正直ピンとこないでしょうが、満月の平均的な視直径、目で見た大きさの1/5。手を伸ばして見た五円玉の穴の大きさの1/5ほどしか離れていないんですよ。ちょっと星に詳しい人なら「北斗七星」の柄にある二重星「アルコル」と「ミザール」の角距離は約12′ですから、その半分ほどになるのです。

 これだけ近い距離なので、天体望遠鏡を使っても一つの視野に惑星が2つ入っているのを見る事ができるのですから、これはまず見られない光景ですよ。

 また、理論上では6′角で分解して。ようは「土星と木星がそれぞれ分かれて見える」には「視力が1.5以上」でないと見えないそうで、それ以下になると、くっついて見えたり、一つに見えたりするのです。今日はもう8′以上になってしまっていますから「視力が1.0」あれば離れて見えるはずになります。これで視力を計ってみるのも面白いですね。

 ちなみにこの「土星と木星の超大接近」は今回の前は「1623年」と400年近く前ですが、次回は59年後2080年3月15日で、その角距離は今回と同じ「6′」だそうです。

 それでは、本日の登場人物はこの方。現在「精霊士官学校」で「天象精霊」になるべく為に修業をしている「織河 天音」さんです。「土星と木星」の超大接近を見た「天音」さんなのです。ちなみに背景は私が自宅付近で撮影した「土星と木星の超大接近」なのです。

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来年は「月食」が楽しみだね

2020年12月11日 | 天文・科学

 来年の予定を決めるに私にとって重要なものの一つとして「天文現象」があります。そんなワケで、毎年「星空年鑑」を購入しておりまして、2021年版をやっと購入しました。

 それにしても、星空年鑑ですが、毎年値段が上がっていっている気がするんですよね。買い始めたときは2200円程度だと思ったのですが、今年はほぼ3000円近くになっているんですよ。買わないわけにもいかないですし、でもこの出費は結構大きいですね…。

 そんなワケで、来年の天文現象では久々に「月食」ですよ。しかも5月26日と11月19日と2回あり、5月のは「皆既」で、11月も食率0.97とほぼ皆既並みに欠ける月食になるのです。

 時間としても5月は「18時44分」から部分食が始まり「皆既」は20時11分から26分まで、部分食の終わりは21時52分。11月が部分食の始まりは16時18分で食の最大は18時2分で部分食の終わりが19時47分。

 かなり早めの時間なので見るには楽ですが、その分月の高度も低く、東の見晴らしがよい場所でないと初めから見る事ができないかもしれませんので、観察時は要注意ですよ。

 その他は「木星の衛星」での「相互食」が頻繁に起こるようです。こちら「望遠鏡」が無いとみれませんからあまり一般的ではありませんけどね。

 ともあれ、月食、楽しみですよ。

 それでは、本日の登場人物は「天文関係」の話題ですのでこの方です。「天元界 気象制御管理省 天象運行監視室 第二区域管理局 局長」で「知恵者」の意味である「マギエル」を称号に持つ「ミズハ・マギエル・シグルドア」さんです。次節季では月食が楽しめるとあって、「ミズハ」さんも期待しているようで…。

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ついに「はやぶさ2」が地球へ戻ってきますよ。

2020年12月05日 | 天文・科学

 約53億キロの旅を終えて地球へ戻ってきた「はやぶさ2」。明日の午前3時半~4時半の間に、「再突入カプセル」が前回と同じく「オーストラリア」の「ウーメラ砂漠」へ着地する予定だそうで、この調子なら、無事にミッションは完了できそうですね。

 ただ、今回は全く順調すぎて全くドラマチックな展開が無かったせいか、あまり話題になる事も無い感じでしたね。まぁ、コロナ禍の影響でそれどころじゃない状態なんでしょうけど。でも、コロナ禍が無くても「オリンピック」に埋もれてしまうかも?という話題も業界内ではありましたし。

 さて、今回は「はやぶさ2」自体は大気圏に突入する事なく、「再突入カプセル」を切り離したのち、別の小惑星「1998 KY26」へ2031年7月に接近するミッションを行うそうです。ただし、このミッションではサンプルリターンはしませんけどね。

 ともあれ、無事に地球へ戻って、後は今の所、「リュウグウ」のサンプルは無事に採取できたようですので、その分析結果が楽しみですし、多分この「リュウグウ」の破片もいずれどこかしらで公開されるので、見に行きたいですね。

 ちなみに、再突入カプセルの火球は日本から見る事は出来ないそうです。

 それでは、本日の登場人物は「天文関係」の話題ですのでこの方です。「天元界 気象制御管理省 天象運行監視室 第二区域管理局 局長」で「知恵者」の意味である「マギエル」を称号に持つ「ミズハ・マギエル・シグルドア」さんです。「ミズハ」さんも「リュウグウ」でのミッションを無事に終えた「はやぶさ2」が戻ってくるのを楽しみにしているようで…。

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組み立て式望遠鏡3種比較。

2020年10月26日 | 天文・科学

 火星の最接近から天候が良い日が少なく、「天文自然クラブ」で見ていないとの事で、土曜日に天文自然クラブの集まりがありました。

 予定通りに「火星」を見たのですが、最接近から20日近くが経過していますが、それでもまだ明るく、10cm口径の屈折式で見ると火星の模様も良く見えますね。極冠は現時点ではかなり小さいようで、確認はできませんでしたが、それでも近いだけあり良くは見えましたよ。

 そして、10月22日に「学研」より「科学と学習PRESENTSシリーズ」の新刊「天体望遠鏡ウルトラムーン」が販売され、価格が2500円と手軽で、52mm口径の組み立て式という事で現時点で、販売されいるメジャー処の「組み立て式入門者向け天体望遠鏡」の比較もする事にしたのです。

 今回比較したのは、入門者向け組み立て式天体望遠鏡のパイオニアかつ、最も有名でと思われる「星の手帳社」の「10分で完成!組立天体望遠鏡15倍」と、「国立天文台」がプロデュースした「一家に一台天体望遠鏡キット」と、先ほど書いた「科学と学習PRESENTS 天体望遠鏡ウルトラムーン」の3つです。以下は「星の手帳社」の「10分で完成!組立天体望遠鏡15倍」を「星の手帳」、「国立天文台」の「一家に一台天体望遠鏡キット」は「国立天文台」、「科学と学習PRESENTS 天体望遠鏡ウルトラムーン」は「学研」と記します。

 まずは、簡単なスペックから。

 星の手帳社は「対物レンズ 直径40mmガラス製2枚アクロマート」「倍率 15倍」「接眼レンズ 3群3枚プラスチックレンズ」、「価格 1,925円(税込み)」。特徴としては10分で組み立てられると、小学生でも作れる手軽さ。

 国立天文台は「対物レンズ 直径50mm2枚組アクロマート」「焦点距離 399mm」「 倍率 16倍/66倍(アイピース交換式)」「アイピース 25mm(ホイヘンス式)/6mm(プレスル式)」「価格 5,280円(税込)」。特徴としては土星の環や金星の満ち欠けが観測できるのを前提として作られており、この3つの中では一番大きく値段も高い。

 学研は「対物レンズ 直径52mm光学ガラス製アクロマートレンズ」、「倍率 12倍/25倍(アイピース交換式)」「価格 2,750円(税込み)」。特徴としてはこの価格でアイピース交換式で、この3つの中で対物レンズが一番大きい。

 どれも通販で購入する事が可能で、「国立天文台」以外は「書籍扱い」なので書店でも購入可能です。「学研」は販売されて間もないのですが、「学研サイト」でも売り切れており「amazon」では「転売屋」がほぼ倍額をつけて販売していますね。

 鏡筒は「星の手帳」と「国立天文台」は「プラスチック」で半円を合わせる「モナカ式」。「国立天文台」は「付属の+ドライバー」を使用してカッチリ締める本格派。「学研」は「紙製」で筒をはめ込む方式で、中心のジョイント部分の緩みが気にはなりますので対策が必要でしょうね。また、どれも組み立てはそんなに複雑ではありませんね。

 「国立天文台」と「学研」は「接眼レンズ」が交換式で、交換方法は「国立天文台」は「はめ込み」、「学研」は「ねじ式」です。

 なお、3つとも「脚」は別売りの「カメラ三脚」を使用します。

 まずは一番見やすい「月」を見てみます。

 「星の手帳社」は視野の70%くらいの月全体が見える感じですかね。「国立天台」は16倍なら全体が見え、66倍では一部を拡大して見る事になります。「学研」ですと「12倍」だと月を見ても小さい感じで、25倍を使用するとほぼ視野いっぱいに月が入ります。

 ピント合わせはどれも「ネジ式」ですが、「星の手帳社」と「国立天文台」は「ネジピッチ」が細かいので、かなりグルグル回すことになり、しかも「モナカ式」の欠点である、合わせ部分でネジが引っかかる事もあります。学研はネジピッチが大きいので1回転でのストロークが大きく、モナカ式ではないので引っ掛かりが無く個人的には良い印象です。ただ、「学研」には「接眼レンズ」に倍率表記がされていませんので、どっちがどっちなのかわからないのが欠点です。

 ファインダーは「星の手帳社」と「学研」は「山型サイト」を使用し、「国立天文台」は前方は山で後方が「円」ですが、前方の山が低いので意外と合わせづらいです。ただ、慣れている人なら、筒の向きである程度は合わせる事ができるので、そこまで重要でもなかったりしますけどね。

 さて、月は良好でしたので、今度は観望会でも人気がある「土星」を見てみる事に。

 「星の手帳社」は15倍と正直土星を見るには相当小さく見えてキツイ状態です。もはや「環」の識別は出来ず、楕円の天体がある?と言った状態で、見慣れていれば「土星だね」と脳内補正で認識できるレベル。次に最高倍率が高い「学研」では「25倍」を使用。さすがに「25倍」ですから「星の手帳社」よりも見えますが、それでも「何とか環があるように見える」状態で、環と土星、本星との隙間がかろうじて見えるくらいで、観測には向いているとは言えません。また、鏡筒が筒をはめ込む方式ですので、筒のズレによる「フレア」が出てしまっているのも土星が見えづらい要因でもありますね。最後に「国立天文台」。さすがに「66倍」とこの3つでは最高倍率を誇るだけあり環と本星が認識はできます。ただ解像度は本格的な望遠鏡に比べると落ちますので、「環がある」との認識が精いっぱいって感じでした。

 まぁ「星の手帳社」も「学研」も「月」を見る事が前提ですので、「土星を見る」のはさすがに酷でした。「国立天文台」は商品解説に「従来の組立式小型望遠鏡では難しかった「金星の満ち欠け」の観察や土星の環の観察も可能です。」と書いてあるだけあり、「見る」事は可能ですね。それと3つとも「木星」の「ガリレオ衛星」は見る事はできましたね。

 と、3種類の組み立て式望遠鏡を比較してみましたが、どれが一番いいと言う事は用途、コスト、使用者の年齢などを考えれば一長一短で、小学校低学年で、遊びがてらに見るのなら「星の手帳社」が最適ですし、本格的に興味を持ちだして、「望遠鏡」に強く関心があれば「国立天文台」が良いでしょう。小学校中高学年で、天体にある程度興味があって月以外、惑星や星団を見てみたいとなると「学研」が良いでしょう。

 それでは、本日の登場人物は「天文自然クラブ」な話でしたので、この方。「非公認」の「久喜天体自然クラブ」のパッチに登場しているキャラクターである「天体」が好きで「宇宙」に憧れる「桜宮 ツアイシア」さん、通称「シア」さんです。天文自然クラブにて「組み立て式入門用天体望遠鏡」3種類を比較してみた「シア」さん。その感想は…。

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火星、明るいね。

2020年10月14日 | 天文・科学

 昨日の帰り道で、雲が多いながらもその隙間から火星を見る事ができました。今回の最接近している時に見るのは初めて。

 位置としては19時くらいで真東よりも少し南。高さも30°くらいで結構見やすく、何よりも明るい。大体今は-2.5等級くらいですから、木星と同じくらいの明るさですね。木星との違いとしては「赤い」ので、すぐわかりますよ。

 ただ、天気予報を見ると、週末にかけて天気はあまりよろしくなく、曇り時々雨のような感じですから、この先も見れる機会は当分ないかもしれません。

 それでは、本日の登場人物は「天体現象」に関するお話でしたので、この方。子供の頃にある病気が原因で中途失聴者になってしまい、「宇宙には音が無い」という事から「天文」に興味を持ちその知識から同級生の天文仲間二人と「天文クラブ」を作り、高校では「インクルージョン教育」でその学力の高さから「進学クラス」にいるほど。宇宙の深遠のような漆黒の髪と眼を持ち「天文部」である事から「闇夜の妖精」の二つ名までもつ「渋川 真夜」さんです。最接近後に火星を見る事ができた「真夜」さん、やはり最接近しているだけあって明るいですよ。

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最接近すっかり忘れていたよ…。

2020年10月08日 | 天文・科学

 台風14号が来ていないですが、秋雨前線が刺激された影響で1日雨でしたね…。

 それにここ最近は、夜になると雲が出てきて「中秋の名月」もそんなに良い条件で見れませんでしたし…。

 そんなワケで、「天気が悪いから空を見ない」という日が続いていたため、10月6日に「最接近」を迎えた「火星」をすっかり忘れていましたよ…。

 火星は約2年ごとに地球に接近するのですが、今回は光度が-2.6等級、視直径が「22.6″」、距離が6207万kmと前回の2018年が「大接近」と言われる、5759万kmでしたので幾分か小さく見える感じの「準大接近」ってトコでしょうか?

 それでも、普段よりも近いので、火星の模様や極冠もハッキリ見れる事もありますからね。

 ただ、最接近が10月6日でしたが、それ以降も距離はまだまだ近いので、来月くらいまでは「-2等級くらい」で見る事ができますから、台風が去ってから、天候のいい日に見ておこうと思っています。

 それでは、本日の登場人物は「天文現象」の話題でしたので、この方。「北海道犬」の「Chefille」で「天文部」に所属している「女子高生」でして親が有名な「天体写真家」である「藤井 チロ」さん。ここ最近天候が良くなかったので「火星の最接近」をすっかり忘れていた「チロ」さんなのです…。

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なんかもう、カメラ出す気もおきなかったよ。

2020年06月22日 | 天文・科学

 昨日の日食ですが、まぁ、もう完全にダメでしたね。

 朝から天気は良くなかったですが、昼間に少しは雲が少なくなってきて、このままならいけるかな?と思ったんですけどね…。

 結局そのまま雲は厚く、太陽の位置も解らないまま、日食開始時間を迎え、そのまま終わりまで変わらず。

 もうね、なんだか天気の様子を見てカメラを出す気にもならなかったですね。

 今回の日食が見えたのは西日本と日本海側だったそうで、東京は今日は結構な雨ですものね。

 次回、日本で見れる部分日食は2023年4月20日ですが、これは九州より南でしか見れないようですね。それ以降になると結構先の2030年6月1日で、こちらは北海道で「金環日食」になるので、ほぼ全国で見れるのではないでしょうか?

 どちらにしろ、当分は日食は見れないって事ですね。

 それでは、本日の登場人物はこの方、「天体」や「プラネタリウム」にある事をきっかけに興味を持ち始めた「森谷 ちさと」さんです。「部分日食」って張り切っていた「ちさと」さんですが、当日の天気が絶望的で…。ちなみに背景が6月21日17時10分ごろの自宅周辺の空なのです。

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今回の「夏至」はちょっと違うのですよ

2020年06月21日 | 天文・科学

 いい天気とは言えませんが、とりあえずは「梅雨の中休み」なそうで、火曜日からはまた雨が多くなるような予報が出ていますね。

 さて、今日は「夏至」、そうです北半球では「南中高度」が「一番高い日」なんですよ。

 「夏至」とは「二十四節気」の1つで、この日から「小暑」までの期間もそう呼びます。 その規定は一般的な「定気法」ですと「太陽黄経が90度のとき」で大体が昨日のように「6月21日」ごろが多いですね。もう一つの「恒気法」は、「冬至か ら182日目」となり、こちらは「6月22日」ごろとされ本日が該当します。この場合は「春分」から「秋分」までの間が該当します。なんだかややこしいですが、現在は「太陽の「黄経」から を基準としています。

 この日、「北半球」では太陽は真東からやや北寄りの方角から上り、真西からやや北寄りの方角に沈み、「日の出」、「日の入り」の方角は「最も北寄 り」となるのです。「北回帰線上」から見ると、夏至の日の太陽は正午に天頂を通過するのです、これは「北回帰線」に太陽が位置しているからになります。な ので「夏至」の時は「北緯66.6度」以上北の地域、要は「北極圏」全域では、太陽が一日中沈まない「白夜」になり、逆に「南緯66.6度」以上南の「南 極圏」全域では「太陽が全く昇らない「極夜」となるのです。

 ちなみに良く言われている「1年で日の出の時刻が最も早い日・日の入りの時刻が最も遅い日」と言われているようですが、これは「夏至の日」とは 「一致しません」。日本ですと、「日の出が最も早い日」は「夏至の1週間前ごろ」で、「日の入りが最も遅い日」は「夏至の1週間後ごろ」となるのです。

 当然のことながら「南半球」になると昼と夜の長さの関係が北半球と逆転しますから、「天文学」的な「夏至」とは別で、慣習的に「一年中で一番昼が 長く夜が短い日」のことを夏至と呼ぶことになります。なので「南半球」が「慣習的な意味」での「夏至」は「北半球」では「冬至の日」になるのです。

 あと、この日に地方によっては「イチジク田楽」を食べる習慣があるそうですよ。

 ただ、今年の夏至は、ちょっといつもの夏至とは違いまして、「日本各地」で「部分日食」が見れるのですよ。当然ながら「太陽が見える」事が前提となりますが、東京でも太陽の約半分が欠けるのですからね。欠け始めは16時11分からで食の最大が17時10分。欠け終わりは18時4分で、日の入りが19時なので、こんな時間でも十分見る事は可能なんですよ。

 気になる天気予報が、この時間帯は曇り。まぁ雲の隙からからでも見えればいいのですが…。

 それでは、本日の登場人物はこの方。現在「精霊士官学校」で「天象精霊」になるべく為に修業をしている「織河 天音」さんです。今回の夏至はちょっと違うのですよ。

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「フラワームーン」だったそうで。

2020年05月08日 | 天文・科学

 昨夜は良い月でしたね。私の自宅付近では雲が多く、チラッとしか見えませんでしたが、結構それも風情のあるもので。

 それでもって、昨日は満月。「天体業界」からは変な風に盛り上げたいことをするので、あまり評判の良くないウェザーニュースでは「フラワームーン」と盛り上げていましたね。

 とりあえず、この「フラワームーン」というのは「ネイティブアメリカン」が季節を把握するために、その月の満月に動物や植物、行事にちなんだ名前を付けており、5月は「フラワームーン」と呼んでいたんですよ。ただ、その月を表す名称なので、関連したイベントなどはないですけどね。

 なお来月6月は「ストロベリームーン」です。

 それでは、本日の登場人物は「月」と言えばこの方「月の智霊 マルカ」の称号を持つ「天元界 気象制御管理省 第四惑星管理室 東亜支局 東亜支局長 気象参謀」の「セルフィーヌ・マルカ・アクティナ」さんです。「フラワームーン」という事で花束を持っての登場です。ちなみに背景は「スマートフォン」で撮影した、昨日の月なのですが、全く解りませんね…。

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今年初のスーパームーン。

2020年04月08日 | 天文・科学

 ここ最近、市民権を得てきた「スーパームーン」。ただ、一般の方には良く意味が理解されておらず、「月がものすごく大きく見える」とか「月のパワーが最大になるから月光を浴びると運がよくなる」など、独自の解釈がされているようです。

 スーパームーンとは「月と地球の距離が36万km以下」と「NASA」は定義しており、今回は「35万9654Km」なので、確かに「NASA」の定義では「スーパームーン」ですね。

 それと本来の由来は「占星術」でして、これは「占星術師」の「Richard Nolle」が1979年に「軌道中で地球に最接近(90%以内)した新月または満月。即ち、地球と月と太陽が直線上に並び、月が地球に最も接近した状態」と独断的に定義したのが始まりなのです。

 それがいつの間にか、ここ5年くらいで、なぜか有名になり、現在では「ニュースの天気予報」でも紹介されるほどとなりましたね。

 正直、スーパームーンといっても「極端に月が大きく見える」訳でもなく、大きさとしては14%程度、明るさは30%ほど明るくなるそうです。なので大きさよりも明るさの方が実感が出るのでしょうかね?

 ちなみに来月もスーパームーンだったりしますけどね。

 それでは、本日の登場人物は「月」と言えばこの方「月の智霊 マルカ」の称号を持つ「天元界 気象制御管理省 第四惑星管理室 東亜支局 東亜支局長 気象参謀」の「セルフィーヌ・マルカ・アクティナ」さんです。「スーパームーン」という事でなんだか張り切っています。ちなみに背景は昨日の月なのです。

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